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「有機農業研究者会議2022」開催のお知らせ

情報公開日:2022年8月23日 (火曜日)

1.

本年7月、農業の環境負荷低減を目指す「みどりの食料システム戦略」を推進するための「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」が施行されました。化学肥料や農薬に頼らず、自然のしくみを活かした農業を推進する機運が高まり、有機農業研究者会議が果たしてきた有機農業技術情報の交流の場への期待も増しています。

そこで今年も国、地方自治体、大学および民間の研究者など有機農業の試験研究に従事または関心のある方々同士や有機農業実践者との情報交流を行える場として、「有機農業研究者会議2022」を開催します。

今回は、新型コロナウイルスの感染症の拡大を考慮しオンライン方式(Zoomウェビナー)で開催します。また、オンラインの特徴を生かし、都道府県、関係法人などにパブリックビューイング形式の参加を呼びかけ、全国各地から参加できるようにします。 なお、会議終了後の動画の配信は行いません 。

開催内容は、第1部では有機農業技術の横展開と販路の拡大への課題についての基調講演と実施者の事例発表と技術普及への課題を、第2部では農研機構などから実践技術および最新技術を活用した雑草防除へのアプローチを紹介します。 なお、ポスターセッションおよび情報交換会は実施しません。

2.開催日時

20221019日(水曜日)10時00分~17時00分

3.

農研機構中日本農業研究センターよりオンライン配信を行う

4.参集範囲

国立研究開発法人・地方自治体・大学および民間の有機農業の試験研究者、有機農業実践者、普及員・行政担当者、JAなど農業関連団体関係者ほか

5.催・共

:「有機農業研究者会議2022」実行委員会
:農研機構・中日本農業研究センターおよび植物防疫研究部門、日本有機農業学会、NPO法人有機農業参入促進協議会

6.

:農林水産省

7.開催内容(プログラム)

10:00~10:15開会あいさつ

10:15~12:301有機農業技術の横展開と販路の拡大への課題
基調講演:有機農業技術の横展開と販路拡大への課題
谷口吉光(秋田県立大学)
事例発表:有機農業実施農家の取り組みと技術普及への課題
澤村輝彦(施設トマト栽培。肥後あゆみの会、熊本県)
菊池正晴(柑橘栽培。菊池農園、愛媛県)

12:30~13:30休憩

13:30~16:55第2部実践技術及び最新技術を活用した雑草防除へのアプローチ
講演
1)雑草の生態を活用した抑草技術に関する基礎知識
小林浩幸(宇都宮大学)
2)雑草を味方にするイネの有機栽培技術
舘野廣幸(栃木県野木町)
最新の研究、技術開発の紹介
1)米ぬか散布はコナギの発芽にどう影響するのか?
野副卓人(元農研機構)
2)AI を活用して難防除雑草を芽生えのうちに発見する
松橋彩衣子(農研機構植物防疫研究部門)
3)畑用除草ロボットの開発状況と課題
田澤純子(農研機構中日本農業研究センター)
総合討論

16:55~17:00 閉会あいさつ

8.参加費

1)個人参加(オンライン):2,000(資料集のPDFファイルを配布)
2)パブリックビューイング:会場ごとに10,000(同上)
※印刷した資料集 1,000円 (送料含む。10月5日までの申込者に、会議開始前日までにお手元に届くように発送)
パブリックビューイング会場で複数冊必要な場合は、1,000円×冊数分の金額が必要

9.参加申し込みと問い合わせ先

1)会議への参加申し込み参加申し込みWebサイトはこちら
「有機農業研究者会議 2022」実行委員会事務局
担当:藤田正雄・石川 晃(NPO 法人有機農業参入促進協議会 事務局)
〒101-0021 東京都千代田区外神田 6-5-12 偕楽ビル(新末広)3階 株式会社マルタ内
TEL:050-5362-1815FAX:050-3457-8516E-mail:office@yuki-hajimeru.net

2)農研機構中日本農研(つくば市)でのパブリックビューイングへの参加申し込み
パブリックビューイングへの参加申し込みフォームはこちら
担当:三浦重典・唐澤敏彦(中日本農業研究センター 有機・環境保全型栽培グループ)
〒305-8666 茨城県つくば市観音台2-1-18
TEL:029-838-8814E-mail:ccrop@naro.affrc.go.jp
注1)中日本農研でのパブリックビューイングの参加は無料です。会場等の詳細について
は参加申込者に後日ご案内いたします。
2)新型コロナウイルスの感染拡大状況により参加人数を制限することがあります。
3)当日、発熱や体調不良などの症状がある方は入場をお断りいたします。