趣   旨
水稲湛水直播栽培は育苗が不要で省力化できるだけでなく、春作業や収穫作業が移植栽培とずれることから経営規模拡大に有効である等の特長があります。しかし、移植栽培よりも低い収量や、種子のコーティング等がネックとなり、低コスト化は十分ではありませんでした。そこで本プロジェクトでは、一層の省力・低コスト化と安定生産を実現するため、根出し種子による苗立ち率の改善や播種機の大型化・効率化を図った無コーティング種子湛水直播栽培技術の確立に取り組んできました。本報告会は、本プロジェクトで得られた成果や実証事例を発信します。
開催日時 (終了しました)
2023年2月16日 (木曜日) 13時00分~16時00分
開催場所
【メイン会場】 定員100名
いわて県民情報交流センター(アイーナ)803
(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号)
【サテライト会場】 各会場30~50名程度
◆ 山形県農業総合研究センター水田農業研究所
山形県鶴岡市藤島字山ノ前25
◆ 福島県農業総合センター
福島県郡山市日和田町高倉字下中道116番地
◆ 新潟県農業総合研究所
新潟県長岡市長倉町857
【オンライン会場】定員250名(Teamsによる配信)
主 催
農研機構東北農業研究センター
内 容
13:00-13:05 挨拶 農林水産省等の国の機関関係者、生産者、独立行政法人・国立研究開発法人関係者、地方公共団体等の試験研究機関関係者および行政担当者、コンソーシアム構成員、一般の方
(問い合わせ先)
13:05-13:15 第1部 水稲無コーティング種子湛水直播技術の概要
農研機構東北農業研究センター 国立卓生
13:15-14:30 第2部 水稲無コーティング種子湛水直播技術の研究報告
1 根出し種子の大量作成技術と保管技術農研機構東北農業研究センター 伊藤景子
2 苗立ち安定化のための圃場準備法農研機構東北農業研究センター 今須宏美
3 鳥害軽減のための播種後水管理山形県農業総合研究センター 菅原令大
4 雑草防除体系 農研機構東北農業研究センター 川名義明
5 折りたたみ式ハロー対応大型播種機の構造と性能
国立大学法人山形大学農学部 片平光彦
14:30-15:45 第3部 水稲無コーティング種子湛水直播技術の実証報告
6 東北地域太平洋側における生産技術の実証岩手県農業研究センター伊藤信二
7 ロボットトラクタを利用した生産技術の実証福島県農業総合センター鈴木幸雄
8 関東地域における生産技術の実証国立大学法人宇都宮大学農学部 高橋行継
9 北陸地域における生産技術の実証新潟県農業総合研究所古川勇一郎
10 東北地域日本海側における生産コスト農研機構東北農業研究センター 笹原和哉 狗巻孝宏
15:45-16:00 質疑
参集範囲
申込方法・お問い合わせ
農研機構東北農業研究センター水田輪作研究領域水田輪作グループ
電話:0187-66-2776 FAX:0187-66-2639
E-mail oritatami-seikahoukokukai@@ml.affrc.go.jp (メール送信の際は@を一つ削除してください。)
その他