生物系特定産業技術研究支援センター 研究資金業務

革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)

「革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)」における審査結果について

 生物系特定産業技術研究支援センター(以下、「生研センター」という。)は、平成25年度補正予算及び平成26年度予算により措置された「革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)」において、以下の公募対象研究領域毎に応募された拠点研究機関について、評議委員会による厳正な審査を行い、以下の拠点研究機関を採択候補とすることを決定しました。

【事業概要】
 近年、医療、ICT、工学等の分野では画期的な技術が開発されています。これらの分野との融合研究により、技術革新とそれを通じた農林水産業・食品産業の成長が期待されます。このため、医療や工学などの異分野と連携して研究開発を行うことが効果的な課題について、異分野の産学との共同研究を支援します。

【審査経過】

  応募拠点研究機関数 採択拠点研究機関数
医学・栄養学との連携による日本食の評価 13 1
情報工学との連携による農林水産分野の情報インフラの構築 8 1
工学との連携による農林水産物由来の物質を用いた高機能性素材等の開発 4 1
理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の構築 6 1
合計 31 4

 

【採択拠点研究機関】

 医学・栄養学との連携による日本食の評価

課題ID番号 試験研究計画名 拠点研究機関名
14532022 世界の健康に貢献する日本食の科学的・多面的検証 京都大学医学研究科

 
 情報工学との連携による農林水産分野の情報インフラの構築

課題ID番号 試験研究計画名 拠点研究機関名
14531900 ICT活用農業 事業化・普及プロジェクト 名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部

 
 工学との連携による農林水産物由来の物質を用いた高機能性素材等の開発

課題ID番号 試験研究計画名 拠点研究機関名
14531914 農林水産物由来のナノ材料の創成と応用の開拓 信州大学先鋭融合研究領域研究群カーボン科学研究所

 
 理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の構築

課題ID番号 試験研究計画名 拠点研究機関名
14532422 先導・革新的人工核酸結合タンパク質を用いたウイルス不活性化技術の確立と社会実装 岡山大学自然科学研究科(工学系)

 
 ※審査は、「革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)」審査実施要領(平成26年6月9日付け26生研セ第430号)に基づき、公募対象研究領域毎の外部有識者等からなる評議委員会にて厳正な審査を行い、上記の拠点研究機関を採択候補とすることといたしました。

【ワークショップの開催について】
 このワークショップは、今回採択された拠点研究機関が実施する研究を補完する研究機関の公募のためのものです。ワークショップの開催については、こちらをご覧ください。
◆7月1日(火):「異分野融合共同研究のワークショップの開催と公募(補完)研究の公募について」の情報を
掲載しました!

【公募(補完)研究の公募スケジュールについて】
 これまで公募要領等においては、7月上旬としておりましたが、公募(補完)研究の公募開始時期をワークショップ開催後の7月中下旬へ変更いたします。詳細なスケジュール等については、生研センター又は農林水産省農林水産技術会議事務局のホームページで明らかにしてまいります。
 今後の日程(予定)は以下のとおりです。

 
7月上中旬 ------- ワークショップの開催(拠点研究機関と生研センターの共催)
7月中下旬 --------- 公募(補完)研究の公募開始
8月下旬 --------- 公募の締切
9月上旬 --------- 公募(補完)研究課題の決定