特許詳細

副産物を生成しないバイオディーゼル燃料の無触媒製造法

課題

本発明の目的は、動植物油脂またはその廃食油とメタノールとからバイオディーゼル燃料を製造する方法であって、触媒を使用せず、且つ、副産物としてグリセリンを生成しない方法を提供することである。

解決手段

本発明は特に、動植物油脂またはその廃食油とメタノールとを混合し、反応温度が370~500°C、反応圧力が20~60MPa、および反応時間が4~12分間である反応条件下で触媒を使用せずにメタノリシス反応を行うことを特徴とする、バイオディーゼル燃料の製造方法に関する。本発明はまた、脂肪酸メチルエステル、モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロールを主成分とするバイオディーゼル燃料に関する。

出願日 出願番号 公開日 公開番号 登録日 登録番号
2003年8月18日 2003-294521 2005年3月10日 2005-060591 2008年5月16日 4122433
出願人
機構内発明者
飯嶋 渡、小林 有一、谷脇 憲