特許詳細
免疫調節性機能を誘導する乳酸菌類とその成分
課題
アレルギー疾患や大腸性潰瘍炎など炎症性腸疾患を初めとする自己免疫疾患等の免疫病の予防・治療に資する微生物及びその成分を提供すること、前記微生物の効率的な選抜方法を提供すること、及び、免疫恒常性を保つ上で重要な役割を担う免疫調節性細胞を前記微生物又はその成分を用いて効率的に誘導する方法を提供すること。
解決手段
哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からIL-10産生を誘導するラクトコッカス属乳酸球菌又はその成分;ラクトコッカス属乳酸球菌などの微生物を、哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞と共培養し、IL-10産生誘導能が高い菌株を選抜することを特徴とする前記微生物又は成分の取得方法;前記乳酸球菌などの微生物を、腸上皮細胞株と共培養し、カスパーゼ1活性及びIL-18産生誘導能により選抜することを特徴とする前記微生物又は成分の選抜方法;前記乳酸球菌を有効成分として含有する食品又は食品素材、並びに動物飼料。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2003年11月28日 | 2003-398662 | 2005年6月16日 | 2005-154387 | 2010年9月17日 | 4589618 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
木元 広実 |