特許詳細
シアル酸が付加された糖鎖を持つ遺伝子組換えタンパク質を昆虫細胞で発現させる方法
目的
昆虫細胞の持つN-アセチルグルコサミニダ-ゼ活性を抑制、阻害または除去することにより、医薬品開発等のために、シアル酸が付加された糖類をもつ組換え蛋白質を昆虫(細胞)で発現させる。
構成
昆虫細胞の持つN-アセチルグルコサミニダ-ゼ活性を、2-アセトアミド-1、2-ジデオキシノジリマイシン等のN-アセチルグルコサミニダ-ゼ活性阻害剤を添加して、抑制、阻害または除去した後、哺乳動物由来のタンパク質遺伝子を導入したバキユロウイルスを感染させたカイコ等の昆虫または昆虫細胞を培養させることにより、医薬品等として有用なインターフェロン、顆粒球マクロフア-ジコロニ-刺激因子、インターロイキン等のシアル酸が付加された糖類を有する組換えタンパク質を昆虫または昆虫細胞で大量に発現させる。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2001年9月 6日 | 2001-270914 | 2003年3月11日 | 2003-070469 | 2004年9月24日 | 3598374 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
渡邉 聡子、國保 健浩、窪田 宜之、犬丸 茂樹 |