特許詳細
ブタ胚の体外培養用培地及び培養方法
目的
ピルビン酸若しくは乳酸及びタウリンを必須成分として含有させることにより、体外培養胚を高率に作出でき、それを受胚ブタの子宮へ移植した場合、受胎可能である体外培養用培地を得る。
構成
ピルビン酸若しくは乳酸またはこれらの塩、及び、タウリンまたはその前駆物質を必須成分として含有する、ブタ胚の体外培養用培地を得る。好ましくは、ピルビン酸またはその塩0.1~0.5mM、乳酸またはその塩1~10mM、タウリンまたはその前駆物質1~10mM、で含有する。また、この培地は、更に、無機イオン成分(好ましくは97~119mMの塩化ナトリウム、4~11mMの塩化カリウム、0.3~0.4mMのリン酸ニ水素カリウム、0.3~0.5mMの硫酸マグネシウム、20~30mMの炭酸水素ナトリウム)、エネルギ-基質成分及びアミノ酸成分からなる群より選ばれる1または2以上の成分を更に含むことが好ましい。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2001年7月18日 | 2001-218477 | 2003年1月28日 | 2003-024055 | 2005年5月27日 | 3680130 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
吉岡 耕治、鈴木 千恵、岩村 祥吉 |