特許詳細
酸性型タウマチン様タンパク質遺伝子を用いた複合病害抵抗性植物の作出方法
目的
特定のナシの酸性型タウマチン様タンパク質をコ-ドするポリヌクレオチド等を含有する発現ベクタ-を植物細胞に導入することにより、病原性細菌に対して抵抗性を有する植物を作出して、農薬使用量を低減化し 、省力化を図る。
構成
(A)式のアミノ酸残基1~244位 に記載されるアミノ酸配列を有するナシの酸性型タウマチン様タンパク質(PsTL1)をコ-ドするポリヌクレオチド、または(B)前記 PsTL1のアミノ酸配列において、1つ以上のアミノ酸の挿入、欠失、及び/もしくは置換を有するタンパク質をコ-ドするポリヌクレオ チドであつて、ここで前記タンパク質は酸性で あり、かつ抗真菌活性を有するポリヌクレオチ ド、を含有しかつ発現し得る発現ベクタ-を、イネ等の単子葉植物、双子葉植物等の植物細胞に導入して、白葉枯病細菌等の病原性細菌に対して抵抗性を有する植物を作出する。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2002年1月 7日 | 2002-000962 | 2003年7月15日 | 2003-199448 | 2005年9月 9日 | 3716302 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
青木 秀之、矢頭 治、中島 敏彦、黒田 秧 |