特許詳細

目的

特定の理化学的性質を有し、ピシウム・オリガンドラム細胞壁由来の耐病性誘導活性を有し、耐病性誘導剤として有用で、土壌病害防除に用いられる、新規タンパク質。

構成

以下の理化学的性質を有する。(1)SDS-PAGEによる分子量測定において28kDaを示す、(2)以下配列番号1～4の部分アミノ酸配列を含む。1)式†1の配列番号1で示されるN末端アミノ酸配列、2)式†2に示されるリジルエンドペプチタ-ゼ消化によるアミノ酸配列、3)式†3の配列番号3に示されるリジルエンドペプチタ-ゼ消化によるアミノ酸配列、4)Gly-Lys-Asp-Ser-Glyに示されるサ-モシリン消化によるアミノ酸配列。尚、前記タンパク質を単離・精製するには、ピシウム細胞壁から得られた細胞壁タンパク質画分を逆相クロマトグラフイ-に供することが、好ましい。