第10回 農業環境インベントリー研究会
AI・スマート農業のための
病害虫基盤情報の活用
病害虫基盤情報の活用
開催趣旨
近年、農業の大規模化や病害虫の取り扱いに不慣れな新規就農者の増加にともなって、AIや、ロボット技術とICTなどの先端技術を活用したスマート農業の実現が求められています。とくに病害虫対策については、対象となる病害虫の種類が多く、その分類・同定が容易ではないことから、AIによる病害虫診断等を活用した簡易な同定法の開発が望まれていました。
本研究会では、こうした新しい病害虫診断技術の開発に向けて、これまで蓄積されてきた昆虫・微生物などのインベントリー情報の活用可能性についてと、それらの情報を活用したAI病害虫診断の開発状況や、新しいインベントリー情報の蓄積に関する話題を提供いただき、今後の方向性について議論します。
開催日時
令和2年11月9日 (月曜日) 13時00分~17時00分
開催場所
WEB開催
次のURLをクリックしてZoomウェビナーに参加してください。
https://us02web.zoom.us/j/83861891223
パスコードは 136485です。
主催
プログラム
挨拶 | 渡邊朋也 (農研機構 農業環境変動研究センター所長) | |
趣旨説明 | 中谷至伸 (農研機構 農業環境変動研究センター) | |
13:25~13:55 | 1. 植物病害画像診断における技術的課題と進捗 ~農水省病害虫AI診断プロでの実践から~ |
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彌冨 仁 (法政大学 理工学部応用情報工学科教授) | ||
13:55~14:25 | 2. 博物館を中心とした生物多様性情報の集積 | |
神保宇嗣 (国立科学博物館 動物研究部) | ||
14:25~14:55 | 3. 微生物インベントリー研究: NAROジーンバンクの微生物関連データベース | |
山﨑福容 (農研機構 遺伝資源センター) | ||
14:55~15:25 | (休憩) | 15:25~15:55 | 4. 農業環境変動研究センターにおける昆虫DNAバーコーディングの取り組み |
山迫淳介 (農研機構 農業環境変動研究センター) | ||
15:55~16:25 | 5. WAGRIを通じた生物多様性情報アグリゲーションスキーム ―トンボ種同定システムを例に― |
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山中武彦・孫 建強 (農研機構 農業情報研究センター) | ||
16:25~17:00 | 総合討論 | |
司会: 中谷至伸・岩崎亘典 (農研機構 農業環境変動研究センター) | ||
閉会 |
参加方法
どなたでも参加いただけます(参加費無料)
参加を希望される方は、お名前、ご職業・所属、連絡先(メールアドレス)を、事務局(inventory2020@ml.affrc.go.jp)あてメール でお知らせ下さい。
開催事務局・問い合わせ先
農研機構農業環境変動研究センター 環境情報基盤研究領域 小原 洋
〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
電話:029-838-8351 E-mail(事務局): inventory2020@ml.affrc.go.jp