インベントリー研究
開催趣旨
農研機構では、「2025年までに、ほぼ全ての農家でデータ活用」という国の方針に基づき、スマート農業や人工知能分野の研究に取り組んでいます。そうしたなかで注目されているのが「ベース・レジストリ」です。ベース・レジストリとは公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、土地等の社会の基本データで、正確性や最新性が確保された社会の基幹となるデータベースとされています。現在、デジタルトランスフォーメーション(DX)の基盤情報として整備が進んでおり、農業分野では農地情報が対象とする取り組みが進められています。環境や農業分野におけるベース・レジストリの整備や活用も、今後さらに進むと考えられます。
そこで本研究会では、我が国のベース・レジストリ整備状況について概観するとともに、農業や環境分野で今後どの様なベース・レジストリの整備が必要なのか、また、ベース・レジストリ整備とインベントリー研究が、それぞれに及ぼす影響について議論を深めたいと考えます。
開催日時
令和3年3月2日 (火曜日) 13時 ~ 17時
開催場所
WEB開催(Youtube Liveストリーム)
https://youtu.be/Cr5epIfi9oU
主催
参加対象
国公立研究開発機関、行政部局、大学、民間、農家・農業法人、その他
プログラム
13:00 | 挨拶 | 農研機構 農業環境変動研究センター所長 | 渡邊 朋也 |
趣旨説明 | 農研機構 農業環境変動研究センター | 岩崎 亘典 | |
13:25~14:10 | 1) 基調講演:我が国のベース・レジストリ整備と農業・環境分野での展望 | ||
株式会社New Stories代表 | 太田 直樹 | ||
14:10~14:55 | 2) 農林水産省におけるベース・レジストリの整備とDX推進への取り組み | ||
農林水産省大臣官房デジタル戦略グループ | 向江 拓郎 畠山 暖央 |
||
(休憩 14:55~15:10) | |||
15:10~15:30 | 3) ため池におけるベース・レジストリの構築と防災への活用 | ||
農研機構 農村工学研究部門 | 堀 俊和 | ||
15:30~15:50 | 4) 土壌ICTモニタリングにおけるベース・レジストリ | ||
農研機構 農業環境変動研究センター | 高田 裕介 | ||
15:50~16:10 | 5) 過去の気象観測情報整備とベース・レジストリ | ||
農研機構 北海道農業研究センター | 石郷岡 康史 | ||
農研機構 農業環境変動研究センター | 桑形 恒男 | ||
16:10~16:55 | 6) 総合討論 | (司会)農研機構 農業環境変動研究センター | 岩崎 亘典 |
17:00 | 閉会 |
参加方法
どなたでも参加いただけます(参加費無料)。
参加される方は、当日、研究会のYoutubeライブ配信に接続してください。
https://youtu.be/Cr5epIfi9oU
開催事務局・問い合わせ先
農研機構農業環境変動研究センター 環境情報基盤研究領域 小原 洋
〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
電話:029-838-8351 E-mail(事務局): inventory2020@ml.affrc.go.jp