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令和3年度 乾田直播現地検討会 (ウェブ開催)

情報公開日:2021年9月17日 (金曜日)

開催趣旨

北海道における生産現場では、高齢生産者の離農にともなう担い手への農地の集積が進んでいます。水田作に関しては、基盤整備事業の進行による水田区画の大型化 (1区画が2~5ha) とターン農道および地下灌漑施設の整備と相まって、大規模水田作での省力化のために乾田直播栽培技術への期待が高まっています。北海道における乾田直播栽培は令和2年度に1,500haに達し、そのうち約150haが農研機構育成の「さんさんまる」で占められています。そこで、前年整地、圃場均平時の圃場内高低差マップの利用などの農研機構の提唱する技術を乾田直播栽培に取り入れ、さらに「さんさんまる」を栽培している生産者の方の水田圃場で現地検討会を開催し、その普及の加速を図ります。特に、新たに乾田直播の取り組みを考えている方、取り組み始めた方への参考となるように企画しました。本年は、新型コロナウイルス感染症の発生状況への対応として、ウェブ上での開催とします。

現地検討圃場について

北海道雨竜郡妹背牛町 西村 悟志 氏 乾田直播圃場

ウェブ検討会

1. 開会挨拶

農研機構北海道農業研究センター 寒地野菜水田作研究領域長 老田 茂

【資料】水稲乾田直播栽培における前年整地の効果

2. 技術紹介 : 乾田直播水稲の出芽始予測

農研機構北海道農業研究センター 寒地畑作研究領域 根本 学

乾田直播では播種後に出芽前までに除草剤を散布します。その散布日の判断に役立つ技術の紹介です。動画の最後で紹介しているMicrosoft Excelのプログラム (テスト版) をお試しになりたい方は、下記のアドレスにメールでご連絡ください。なお、プログラムは開発中のため、使用された場合にはデータを提供いただきます。

◎ 問い合わせ先 : nkhokkaido(at)ml.affrc.go.jp (※送信の際は、(at)を@に替えてください)

3. 技術紹介 : 水稲乾田直播栽培の均平作業に利用可能な高低差マップ

農研機構北海道農業研究センター 寒地野菜水田作研究領域 長南 友也

【資料】水稲乾田直播栽培の均平作業に利用可能な高低差マップ

乾田直播での播種前均平作業を効率化する圃場高低差マップの作成技術の紹介です (資料のみ)。

均平作業を支援する「均平作業用高低差マップ.xlsm」の提供

https://www.naro.go.jp/laboratory/harc/contents/kouteisa_map/index.html

4. 北海道雨竜郡妹背牛町の生産者 西村さん の乾田直播栽培

西村さんの乾田直播栽培の紹介です。

1) 西村さんの乾田直播栽培(インタビュー形式)

2) 地下潅漑設備の説明

西村さんに、圃場の地下潅漑設備の説明をお願いしました。

3) 西村さんの水田の「さんさんまる」の様子

収穫間近の圃場の様子です。歩きながら撮影した部分では画面が揺れますので、ご承知おきください。

【「さんさんまる」について】
直播栽培向け極良食味水稲品種「さんさんまる」

参考 (その1)

北海道における水稲乾田直播栽培技術まとめサイト

乾田直播に関する詳しい情報を掲載しています。ぜひご覧ください。

◎ サイトはこちら

参考 (その2)

乾田直播栽培は移植栽培を併用した場合でも、米生産の総労働時間が削減でき、育苗ハウスの規模を縮小できるなど、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」に沿った技術です。「みどりの食料システム戦略」について、詳しくはこちらをご覧ください。

農林水産省 みどりの食料システム戦略トップページ

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

質問受付およびアンケートへのご協力のお願い

このウェブ検討会の内容に関する質問を質問フォームで受け付けます (一次〆切は9月30日、二次〆切を10月15日) 。回答は各〆切後にとりまとめて本サイトに掲載します。また、質問フォームにはアンケートも用意しておりますので、ご回答をお願いします。

◎ 質問およびアンケートはこちら (別のウィンドウが開きます)