開催要領
1.開催趣旨
本年5月に農林水産省により策定された「みどりの食料システム戦略」では、高い生産性と両立する持続的な食料生産体系への転換が目指されています。畜産においても、持続的な畜産物生産への転換が求められており、その実現のため環境負荷を低減させる具体的取組として、子実用トウモロコシ等の生産拡大や耐暑性・耐湿性等の高い飼料作物品種の開発による自給飼料の生産拡大が挙げられています。こうした情勢を鑑み、本研究会では、子実用トウモロコシを中心とする自給飼料の生産利用の拡大に向けた技術開発等の最新の情報について情報交換を行います。
2.開催日時
令和3年12月3日(金曜日) 13時00分~17時15分
3.開催場所
Microsoft Teams によるウェブ会議
(後日、会議参加用のURLを参加者へメールでご連絡致します。)
4.概要
開会・挨拶(13時00分~13時10分)
- 農研機構 畜産研究部門 髙橋清也 所長
基調講演(13時10分~13時50分)
- 国産濃厚飼料等の地域産飼料資源の活用 (山形大学における取り組みを中心として)
山形大学農学部附属やまがたフィールド科学センターエコ農業部門長(高坂農場長)
浦川修司 教授
行政報告(13時50分~14時20分)
- 「みどりの食料システム戦略」と自給飼料生産拡大の推進
農林水産省畜産局飼料課飼料生産計画班
藤岡康恵 課長補佐
研究・技術紹介(14時20分~16時45分)
- 飼料用耐湿性トウモロコシの品種育成の現状
農研機構畜産研究部門畜産飼料作研究領域飼料作物育種グループ
間野吉郎 グループ長 - 子実用トウモロコシの収穫調製技術の開発方向
農研機構畜産研究部門畜産飼料作研究領域
河本英憲 領域長補佐
(休憩15時20分~15時30分)
- 水田輪作における子実用トウモロコシの活用
農研機構東北農業研究センター緩傾斜畑作研究領域生産力増強グループ
宮路広武 グループ長補佐 - 農研機構の重点普及成果情報等の最新技術紹介
- フェストロリウム品種「那系1号」の特性と現地栽培試験
農研機構畜産研究部門畜産飼料作研究領域飼料作物育種グループ
内山和宏 上級研究員 - 周年親子放牧技術
農研機構畜産研究部門畜産飼料作研究領域省力肉牛生産グループ
中尾誠司 グループ長 - 籾米サイレージ調製の高能率化技術
農研機構畜産研究部門畜産飼料作研究領域
河本英憲 領域長補佐
- フェストロリウム品種「那系1号」の特性と現地栽培試験
総合討論(16時45分~17時15分)
閉会(17時15分)
5.参集範囲
農林水産省、独立行政法人、国立研究開発法人、都道府県、大学、団体、民間企業等の関係者
6.参加申込み
- 参加無料
- 下記の「お申込みフォーム」よりお申込みください。
お申込みフォーム
※定員に達したため受付を終了しました。
定員
200名
申込締切
11月19日(金曜日)
但し、希望者多数の場合は、先着順200名様(200回線)で締め切らせていただきます。
7.主催等
主催: 農研機構畜産研究部門
共催: 自給飼料の生産性向上研究開発プラットフォーム