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(一社)農業食料工学会シンポジウム「第26回テクノフェスタ」

- 「農業データ連携の実現による農業・食料の未来」 -

情報公開日:2021年11月 9日 (火曜日)

 農業機械に関係する技術者,研究者の技術力の向上ならびに交流と親睦のために平成8年から始まった「テクノフェスタ」も 26 回目を迎えました。コロナ禍の状況を鑑み、本年度のテクノフェスタは、昨年度に引き続き、オンラインでの開催と致します。
 今回は、オープンサイエンスが実現する未来の社会に関する話題提供や、データを活用した農業を実践している米国からの登壇者も迎えて、一部日英同時通訳を入れて開催します。未来の農業・食料について、海外からの参加者も募って多くの皆様と情報共有を図ります。

1.開催日時

2021 年 12 月 10 日(金曜日)9時45分~18時00分

2.開催方式

ZOOM によるオンライン開催

3.主催

(一社)農業食料工学会

4.協賛

(国研)農研機構 農業機械研究部門

5.テーマ

農業データ連携の実現による農業・食料の未来

6.プログラム:(仮)

I 開会挨拶(9:45~10:00)

II 開発賞受賞講演(10:00~12:00)
(1)開発特別賞
ヰセキ乗用田植機 さなえ PRJ、PR の開発:井関農機株式会社 山下 英希
(2)開発賞
「簡易式可変施肥マップ」と「ビジュアル化作業ログ」に対応した
「可変施肥対応 GPS ガイダンス(製品名 GPS ナビライナー)」
:株式会社IHIアグリテック 森 素広
自動運転農機による大規模水稲作一貫体系の完成:株式会社クボタ 吉田 脩
新型光選別機「SAXES Knight」:株式会社サタケ 森山 敬仁
散布幅自動調整機能スライドコントロールを有したブームスプレーヤ:株式会社やまびこ 湯木 正一

III 基調講演(13:00~14:00、日英同時通訳あり)
オープンサイエンスから見た農業データ連携と地域との調和(仮)
:(国研)情報通信研究機構 村山 泰啓

IV 分科会(14:00~17:15)
[第一部] 14:00~15:30
1-1.API 特別分科会(日英同時通訳あり)
(1) 米国におけるデータを活用した農業の実際(その運用やデータ管理の仕組み)(仮)
:Agricultural Data Coalition(米国) Ben Craker
(2) AgGateway Asia から見た日本におけるデータを活用した農業の実際(仮)
:(株)農業情報設計社 濱田 安之
(3) パネルディスカッション
:(国研)情報通信研究機構 村山 泰啓
:Agricultural Data Coalition(米国) Ben Craker
:(株)農業情報設計社 濱田 安之
(モデレータ)(株)農林中金総研 小田 志保
1-2.自動運転分科会
「GNSS のみによらない自動運転技術」
(1) つくばチャレンジにおける GNSS に頼らないロボットの自律走行:千葉大学 大川 一也
(2) 3D-Lidar を用いた農用車両の自動走行:東京大学 海津 裕
1-3.生物資源分科会
「スマート技術を活用したバイオガスプラントの高度利用」
(1) 脱炭素社会に向けた農村地域エネルギーマネジメントシステム(VEMS)の動向と展望
:(国研)農研機構 石井 雅久
(2) ヒートポンプとバイオガス熱電併給システムを組み合わせた Power to Heat(P2H)技術の取組み
:北海道大学大学院工学研究院 石川 志保
1-4.国際交流分科会
「アジアにおける持続的な農業・食料供給システム」
(1) コーディネータ討論:Tsukuba University Tofael Ahamed
(2) データ駆動型インドネシア農業システムを強化するための"選択的"機械化技術の概要
:Universitas Gadjah Mada Lilik Sutiarso
(3) タイ国内におけるポストハーベスト技術の現状
:King Mongkut's University of Technology Thonburi Varit Srilaong
[第二部] 15:45~17:15
2-1.API 特別分科会(日英同時通訳あり)
※1-1.API 特別分科会と同じ内容の講演
2-2.情報連携システム分科会
(1) 三菱マヒンドラ農機 MIT サービスの情報連携機能について
:三菱マヒンドラ農機株式会社 岸保 健生
(2) WAGRI の活用状況に係る情報提供(仮):NEC ソリューションイノベータ株式会社 榎 淳哉
(3) 農業データ連携の現状:(株)サタケ 池田 信義
2-3.フードチェーン分科会
「食品・農産物の非破壊計測と新たな試み」
(1) 空間的スペクトル分解法を用いた食品成分分析:筑波大学 粉川 美踏
(2) 分子間振動モードを活用した農産物内のデンプン計測:神戸大学 中島 周作
(3) 短波長赤外(SWIR)画像と深層学習によるバレイショの外部欠陥種別の分類
:京都大学 斎藤 嘉人
2-4.農業機械分科会
「スマート農業時代の生産性向上を担う農業機械」
(1) 樹脂製テープを用いたトマト用接ぎ木装置の開発:(国研)農研機構 中山 夏希
(2) 直進アシストシステム搭載小型トラクタ RTS の開発:井関農機株式会社 武井 祐作
(3) 自動運転田植機を活用した生産性向上の実証:茨城県農業総合センター 古渡 拳人
VI 閉会挨拶(17:15~17:30)
V エクステンションディスカッションタイム(17:30~18:00)
分科会の質疑応答の延長

7. 参加登録

11 月 8 日(月曜日)~12 月 3 日(金曜日)に専用ホームページより申し込みをお願いします。
最大参加者数 500 名(先着順)

8. 参加費

一般会員(体験入会者含む):1,000 円 一般非会員:2,000 円 海外参加者・学生:無料
但し、基調講演及び API 特別分科会のみ参加の方は参加費が無料です。

9. 体験入会の問い合わせ先

一般社団法人 農業食料工学会 事務局
Tel:048-652-4119
E-Mail:office@j-sam.org

10. その他

本シンポジウムの一部は、農機 API 共通化コンソーシアムの予算にて運営されています。