1.趣旨
農業生産現場では、担い手の減少・高齢化の進行等により労働力不足が深刻化しており、農業の競争力を強化していく上でも、ICT技術等の先端技術を活用した作業の省力化・軽量化、栽培管理の効率化や熟練農業者の技術の継承が喫緊の課題となっています。
また、令和3年5月に決定されたみどりの食料システム戦略では、ICT技術等によるスマート農業が生産力向上と持続性の両立を実現する鍵の一つとして期待されています。
このため、近畿管内生産者にスマート農業の取組等を紹介するセミナー、及び企業と生産者が情報交換を行えるオンラインマッチングを行います。
2.開催日時
令和3年12月1日(水)13:30~16:15
3.開催方法
会場開催(20名)、オンライン開催(200名)
4.内容
(1) 主催者挨拶
(2) 施策説明「みどりの食料システム戦略におけるスマート農業の果たす役割」
(3) スマート農業専門家による基調講演「環境負荷低減に対応したスマート農業の推進」
(4) 近畿農業に対応したスマート農業技術の説明
「中山間地域農業に有望なスマート農業技術について-スマート農業実証プロジェクト(水田作)の成果報告書から-」
(5) スマート農業実証プロジェクト取組事例発表
「丹波地域における有機野菜栽培のリモート化を通じた持続可能な営農モデルの実証」
「淡路島から発信!ほ場利用率300%が挑む、SDGs社会の実現に向けた施設園芸と露地野菜を組み合わせたハイブリッド地域社会農業の実証」
(6) オンラインマッチングの紹介
農業新技術の農業現場のニーズを踏まえた技術・サービスの改善や現場実装促進を目的として、農業者がメーカー、ICTベンダー等と情報交換できる「オンラインマッチング~経営・生産管理システム、ほ場・施設環境モニタリング~」を近畿農政局ホームページにおいて実施。
(7) その他
スマート農業関連情報として、スマート農業実証プロジェクトポスターセッションとして、近畿管内の令和2年度採択課題の初年度実証成果をオンライン掲載予定。
5.主催
農林水産省、近畿農政局、農研機構 西日本農業研究センター
6.参集範囲
農業者、農業者団体、普及・行政・試験研究機関関係者、民間企業等
7.参加費
無料
8.参加定員
現地参加20名、オンライン参加200名
9.参加申込方法
参加申込Webサイトは下記のURL
https://www.maff.go.jp/kinki/press/kankyo/211104.html
10.参加申込締切
令和3年11月24日(水)17時00分
11.問い合わせ先
近畿農政局 生産部 生産技術環境課
Tel:075-414-9722