イベント・セミナー

農研機構サイエンスカフェ第22回オーガニックあれこれ

情報公開日:2021年12月 1日 (水曜日)

サイエンスカフェとは?

研究者と市民の皆さんが、身近な場所で、科学の楽しさについて気軽に語り合う場を作る試みです。農研機構の研究者が、農業研究の最先端から身近な話題までわかりやすくお話します。気軽にご参加いただき、日頃の疑問を専門家に聞いてみて下さい。

参加費無料・事前申込が必要です会場ではマスクの着用をお願いします。

第22回オーガニックあれこれ

12月18日(土曜日)10時00分～11時30分 終了しました

場所:食と農の科学館
(茨城県つくば市観音台3-1-1)
地図(外部リンク:食と農の科学館アクセスページ)

講師:三浦重典(農研機構中日本農業研究センター有機・環境保全型栽培グループ長)

講師プロフィール

1987年農林水産省入省。2008年
から有機農業に関する研究、技術
開発に従事しています。特に雑草
との戦い(共存?)は私のメインテー
マです。外での仕事が多いので顔
は焙煎麦茶色です。博士(農学)。
農水省食農審有機部会臨時委員な
どを歴任。

最近「オーガニック」という言葉をよく耳にすると思います。スーパーマーケットなどで「有機野菜コーナー」を目にしたり、利用している方も多いのではないでしょうか?しかし、有機農産物とは何なのか?どのように作られているのかを理解している人は少ないようです。有機農業では、化学合成された農薬や肥料は使いません。そのため、有機栽培している田んぼや畑では、雑草や害虫が発生することも多く、農家の皆さんは草取りなどで苦労をしています。一方で、有機栽培により、クモやトンボなどの生物が増えているという報告もあります。本サイエンスカフェでは、オーガニックとは何か?農薬を使わずに米や野菜を栽培できるのか?除草ロボットの開発状況などについて、ゆる～りとお話ししたいと思います。