農地基盤工学研究領域長
小林 宏康 Hiroyasu KOBAYASHI
農地基盤工学研究領域は、農業生産に直接的に関与する農地・農業用水・農業施設の評価、利用及び保全管理に関する研究を行っています。以下の4つの研究担当から構成され、現場に対応したホットでユニークな課題を担っています。具体的には、水田高度利用は、田畑輪作による水田の高度な利用を通じた食料自給力向上のため、ほ場のかんがい排水管理及び基盤整備技術の開発に取り組んでいます。畑地工学は、環境や地域資源の保全に配慮した上で食料自給力の向上に貢献する畑地基盤の土壌水分管理技術や環境負荷排出抑制技術の開発を行っています。用水管理は、農業用水の需要変化に対応した用水管理技術の開発を行っています。農業施設工学は、安定的に高収量・高品質の農産物を低コストで生産するための農業施設の設計・制御について工学的な研究に取り組んでいます。