[要約]
パンジーの定植作業を省力するため、ダイコン間引き用のバッテリー式作業車に、植え穴開口ロールを取り付け、作業車に乗りながら定植する作業技術を開発した。この方式によると、慣行の2倍の能率で1時間当たり2,000株の定植が可能になる。
| [キーワード] | パンジー、省力、バッテリー式作業車、定植作業 |
| [担当] | 神奈川県農業総合研究所・生産技術部 |
| [連絡先] | 0463-58-0333 |
| [区分] | 関東東海北陸農業・関東東海・作業技術 |
| [分類] | 技術・普及 |
[背景・ねらい]
パンジーは、本県の花壇苗生産の主要作目であり、古くから川崎・横浜市を中心に栽培が行われている。栽培方法は、育苗した苗を人力定植して収穫時に掘り取る慣行の地掘り栽培と、セル成型苗を直接ポットに定植するポット栽培の2方式で行われている。慣行栽培は、花壇定植後の生育が良く、品質面で優れているものの、10a当たり50,000~60,000株を定植する重労働な作業があり、作業の省力化が求められている。
実用化されている野菜用移植機では、パンジーの植え付け条件・移植苗質から適応が困難のため、ダイコン用間引き作業車の一部を改良して、作業車に乗り能率的に定植する作業方法を開発する。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]

図1 バッテリー式乗用型作業車の仕様
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型式 |
TD2542G12F-10G60F(T商会) |
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高さ×幅×長さ |
925mm×700mm×1,600~1,880mm |
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速度 |
0~1.3km/h(前・後進とも) |
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操舵方式 |
フット式 |
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質量 |
49kg バッテリー12V-24A |
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輪距×軸距 |
750mm×1,350~1,410mm |
変速段数、クラッチ 前・後進各無段階、ピン方式
(植え穴付けロール:条間15cm、株間15cm設定)
ロール:塩ビパイプ製
長さ×直径(厚さ)650mm×165(5)mm
植え穴付け:丸棒(木製)
(長さ×直径:50mm×16mmφ)
丸棒取り付け位置
1列5本(間隔150mm)
各列72°位置に計5本取付け

図2 現地での作業風景


[その他]
| 研究課題名 | :花きの省力移植技術の確立 |
| 予算区分 | :県単 |
| 研究期間 | :1998~2001年度 |
| 研究担当者 | :土屋恭一、杉山嘉信、深山陽子、衣巻巧 |