キンギョソウの摘心栽培における摘心節位


[要約]
キンギョソウの摘心栽培では、摘心節位が高くなるほど早くから開花して、採花本数が増加する。切り花長などを考慮すると、「メリーランドピンク」では第2、3節、「ライトピンクバタフライⅡ」では第2節での摘心が適する。

[キーワード]キンギョソウ、摘心栽培、摘心節位

[担当]静岡農林研・伊豆農業研究センター・栽培育種科
[代表連絡先]電話:0557-95-2341
[区分]関東東海北陸農業・花き
[分類]技術・普及

[背景・ねらい]
キンギョソウの摘心栽培におおける摘心節位と、生育・開花特性に及ぼす影響を冬季夜温11℃の条件下において検討する。

[成果の内容・特徴]
1. 摘心後の到花日数は第3および4節摘心が短い(表1)。
2. 採花本数は、摘心節位が高くなるほど増加する(表2)。
3. 「メリーランドピンク」の第3節摘心では切り花長67㎝が確保できるが、「ライトピンクバタフライⅡ」では第3節以上の摘心で初期の切り花長が40㎝以下と顕著に短くなる(表3)。
4. 採花本数および切り花長の点から、それぞれの品種に適する摘心節位は、「メリーランドピンク」では第2または3節、「ライトピンクバタフライⅡ」では第2節が適する。

[成果の活用面・留意点]
1. キンギョソウ「メリーランドピンク」と「ライトピンクバタフライⅡ」を供試し,7月下旬播種、9月上旬摘心の作型で栽培した。
2. 供試品種の摘心を第1、2、3および4節で行った。
3. 本試験は、暖地の栽培を基準に設定したため、これ以外の地域、作型では特性の一部が異なる場合も想定される。

[具体的データ]

(稲葉善太郎)

[その他]
研究課題名:マーガレット等伊豆地域特産花きの選抜と栽培法の確立
予算区分:県単
研究期間:2003年度
研究担当者:稲葉善太郎
発表論文等:稲葉ら(2010) 園学研. 9(3): 351-356.

目次へ戻る