・技術提案

お知らせ
News - 2018

第4回農業機械技術クラスターコアメンバー会議を開催しました
2019年2月20日に革新工学センターはなの木ホールで第1回標準化・共通化推進委員会と第4回農業機械技術クラスターコアメンバー会議を開催しました。
標準化・共通化推進委員会では、秋田県立大学の西村洋教授を委員長に迎え、農業機械等における標準化や部品の共通化について事前アンケート調査を元に、
委員会としての方向性と取り組みを議論しました。
標準化・共通化は、農家へのメリットや国際戦略などを考慮すると、基盤となる部品や将来中核となる技術を中心に取り組む必要がある。
そのため、開発・推進環境を整備し、どのような課題に取り組んで行くのかを決定する必要があるとのコンセンサスを得ました。そこで、部品の共通化を推進していく手始めとして、
委員会で取組む協調領域を整理するための調査を行うこととなりました。
この他、国際規格化の動向として、農研機構国際標準化推進室 元林浩太室長から「農研機構における国際標準化活動の取り組みについて」、
革新工学センター安全検査部 冨田ユニット長から「トラクタROPSのラウンドロビンテストについて」の話題提供を行いました。
農業機械技術クラスターコアメンバー会議では、前回課題提案した、1.りんご黒星病発生低減のための落葉収集機の開発、2.ハクサイ頭部結束装置の開発、3.ISOBUSに対応した作業機ECUの開発について、
クラスター会員及び農業機械技術検討委員会からの評価とその対応を説明し、次年度からの課題として取り組むことを決定しました。また、落花生用自走式拾い上げ脱莢機の開発について新規に課題提案がなされ、
審議を行いました。
最後に、事務局から次年度からの研究契約方法(コンソーシアムへの委託契約)について説明しました。

標準化・共通化推進委員会の様子