参加費無料
<平成16年度 新技術セミナー開催案内>
バイオマス利活用への挑戦
−エネルギー化・素材化技術の動向と農業機械の開発改良−
1.趣 旨  バイオマスは、エネルギーとしても製品としても利活用できますが大気中のCO2を増加させないという優れた特性を有しています。しかしながら、その利活用については、取扱いの困難さ等からまだ不十分な状況にあり、持続可能な社会を形成する上でバイオマスの利用の促進は人類にとっての大きな課題です。  もとより農業は、バイオマスの生産・利用面で深い係りをもっていますが、他産業分野でも、既に先進的な取組みが行われております。  そこで、バイオマスの利活用について先進企業等の具体的な取組み状況を講演していただくとともに、エネルギー化技術や素材化技術等バイオマスの利活用について議論するため新技術セミナーを開催し、農業機械の開発改良研究に資することとします。
2.日 時 平成17年3月9日(水) 13:00〜17:00
3.場 所 大宮ソニックシティーホール(小ホール)
 さいたま市桜木町1-7-5(TEL : 048-647-4111)
4.日 程
(1)開会13:00
(2)挨拶13:00〜13:15
@生物系特定産業技術研究支援センター
A新農業機械実用化促進株式会社
(3)講演13:15〜16:15
@「バイオマス・ニッポン」の実現に向けた取組み13:15〜13:55
農水省大臣官房環境政策課 資源循環室長 藤本 潔氏
「バイオマス・ニッポン」の実現に向けた国の取組みについて講演していただきます。(質疑10分)
Aトヨタにおけるバイオマス利活用の取組みと将来展望13:55〜15:05
トヨタ自動車株式会社 バイオ・緑化事業部長 築島幸三郎氏
バイオプラスチックの生産など、トヨタにおけるバイオマス利活用の取組みと将来展望について講演していただきます。(質疑:10分)
< 休憩10分 >
Bエンジン用新燃料の現状と将来展望15:15〜16:25
福井工業大学工学部教授 池上 詢氏
バイオエタノール、バイオディーゼル、GTL、DME、NGH、水素等の新燃料の製造、特性、燃費、排ガス特性、地球温暖化防止効果(LCA評価)、将来展望等について講演していただきます。(質疑:10分)
(4)総合討議16:30〜17:00
(コーディネーター:生研センター後藤主任研究員)
3名の講演者に登壇していただき、参加者からの質問・意見をもとにバイオマスの利活用と農業機械の開発改良について討議を進めます。
(5)閉会17:00
5.主 催 独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター及び新農業機械実用化促進株式会社の共催
6.参加予定者 農業機械関連企業、農業団体、大学、都道府県関係部局、公立試験研究機関、独立行政法人各試験研究機関、その他
7.出席申込み 平成17年2月25日(金)までに下記あて申込みください(氏名、所属、役職名)。

  〒101-0047
  東京都千代田区内神田1-12-3 翔和内神田ビル3階
  新農業機械実用化促進株式会社
  TEL:03-3233-3834  FAX:03-3233-3800

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