<平成17年度 新技術セミナー>
環境と調和した農業を支える農業機械、環境に優しい農業機械
開催要領
1.趣 旨  近年、環境問題に対する国民の関心が極めて高くなってきており、我が国農業が国民から信頼を得て持続的に発展していくためには、農業生産全体を環境保全に留意したものに転換していく必要があります。
 その具体的な施策はすでに始まっています。新たな「食料・農業・農村基本計画」では、「環境保全を重視した施策の展開」を今後の改革に当たっての基本的な視点と位置づけ、農林水産省では農業環境規範を定め、農業生産段階における環境と調和した取組の強化が打ち出されています。また、食品衛生法が一部改正され、ポジティブリスト制の導入により、基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通が禁止されることになっています。このような環境と調和した取組を支える農業機械の開発は、今後、より一層重要な役割を担うことになります。
 農業生産過程で環境に配慮する一方、農業機械自体が環境へ与える影響についても考慮していく必要があります。他の産業分野でも、ゼロエミッション、リサイクルといった環境負荷の軽減に寄与する製品の開発に取り組んできており、農業機械業界も同様な取組をさらに強化していく必要があります。
 そこで、環境と調和の取れた農業生産活動を支える農業機械及び環境負荷の少ない製品としての農業機械を目指した開発改良を積極的に推進するため、農業環境政策の動向を把握するとともに、生研センターにおける環境関連の研究開発の取組状況、民間企業がものづくりに当たって取り組んでいる環境保全活動等を紹介し、今後の農業機械の開発改良研究の方向について議論します。
2.日 時 平成18年3月8日(水) 13:00〜16:50
3.場 所 大宮ソニックシティーホール(小ホール)
 さいたま市桜木町1-7-5(TEL : 048-647-4111)
4.日 程
(1)開会 13:00
(2)挨拶 13:00〜13:15
@生物系特定産業技術研究支援センター
A新農業機械実用化促進株式会社
(3)講演 13:15〜16:10
@環境保全型農業の今後の展望について
 農林水産省生産局
  農産振興課環境保全型農業対策室長 栗原 眞氏
A環境を重視した農業機械の開発戦略
 生研センター生産システム研究部 主任研究員 牧野 英二氏
B農業機械メーカーの環境への取組状況
 新農業機械実用化促進株式会社
Cホンダにおける環境に優しい製品開発・製造の取組み
 本田技研工業株式会社
  経営企画部 環境安全企画室 山下 宏氏
(4)総合討議 16:10〜16:50
コーディネーター : 生研センター畜産工学研究部長 道宗 直昭氏
(5)閉会 16:50
5.主 催 ・独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構
  生物系特定産業技術研究支援センター
・新農業機械実用化促進株式会社
6.参加予定者 農業機械関連企業、農業団体、大学、都道府県関係部局、公立試験研究機関、独立行政法人各試験研究機関、その他
7.出席申込み  申込書により平成18年2月28日(火)まで(必着)に郵便、FAXまたはe-Mailで下記送付先へお送り下さい。

 新農業機械実用化促進株式会社
  〒101-0047
   東京都千代田区内神田1-12-3
      翔和内神田ビル3階
  TEL:03-3233-3834  FAX:03-3233-3800
  E-MAIL:
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