「いも類の収穫前茎葉処理機」の公開行事の開催

 生研センターでは、農業の構造改革の加速化、安全・安心で高品質な農産物の供給、持続的な農業、循環型社会形成に資する高性能農業機械を民間メーカーとの連携により緊急開発を行う次世代農業機械等緊急開発事業(次世代緊プロ)を実施しているところです。
 このたび、次世代緊プロで開発を進めてまいりました、効率的にバレイショの機械的茎葉処理を行うことができる「いも類の収穫前茎葉処理機」について平成18年度に研究開発が終了し成果が得られたことから、生研センターと新農業機械実用化促進株式会社との共催により下記のとおり公開行事を開催いたします。
1.いも類の収穫前茎葉処理機の開発
 2畝同時に収穫前のバレイショの茎葉を引き抜くとともに細断する作業機です。自走式とトラクタ装着式の2つのタイプを開発しました。
 茎葉の引き起こし部、引き抜き部、細断部から構成される茎葉処理機構と引き抜き時のいもの露出を抑える畝抑え部を備えています。
 この処理機を利用することによって、次の効果が期待できます。
① 薬剤に頼らない収穫前の茎葉処理が可能となります。
② 適期に速やかな茎葉処理が行え、品質向上(肥大管理、皮剥け抑制等)に貢献します。
③ 茎葉を引き抜き細断することで、収穫時に茎葉等の夾雑物が無いため収穫作業性が向上します。
2.公開行事の開催
  いも類の収穫前茎葉処理機の公開行事を下記のとおり開催します。機能や性能の説明、実機の展示を行います。参加ご希望の方は、別紙開催要領をご覧の上お申し込みください。


開催日時:平成18年11月9日(木) 午後1時30分~2時45分
開催場所:生研センター 花の木ホール
     埼玉県さいたま市北区日進町1丁目40番地2

3.開催要領・申し込み書
 参加ご希望の方は、下記の別添参加申込書に記入の上FAXまたはE-Mailで申し込み下さい。申し込み締め切りは、平成18年11月1日です。

   開催要領(HTML)
   開催要領と申込書PDF
   申込書のみ(WORDファイル)