平成19年度 新技術セミナー開催要領「担い手を支える精密農業と農業機械」
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1.趣 旨 |
我が国の農業においては、国際化が進展する中で、低コストで消費者ニーズに対応した安全・安心な農産物の生産が求められています。
これまで、農作物の生産管理は、生産者の技術に負うところが大きかったわけですが、近年のIT技術の進展により、作物の生育状況や土壌の状態等に係る情報を把握した上で、これらの情報に基づいて適切な栽培管理が行うことが可能な状況となってきました。
また、昨年11月に政府のIT戦略本部が取りまとめた「ITによる地域活性化等緊急プログラム骨子」では、農業分野において経営を効率化しつつ大幅な環境負荷低減と生産性の維持・向上を両立させる取り組みとして、ITを積極的に活用することが提唱されています。
農業機械分野を中心として進められてきたITを活用した精密農業も10余年の研究期間を経て、ようやく現場サイドに向けた普及のステージに入って来ました。本セミナーでは、精密農業研究の最前線を講演を通して概観しながら、実際に精密農業機器を活用している農業者、今後取り組む意向を持つ農業者をパネリストとしてお招きし、精密農業を中心とした新しい時代の農業を支援する技術開発の方向性について議論します。 |
2.開催日時 |
平成20年3月5日(水) 13:00〜17:00 |
3.場 所 |
大宮ソニックシティーホール(小ホール) さいたま市桜木町1-7-5(TEL : 048-647-4111) |
4.日 程 |
(1) | 開 会 | | 13:00 |
(2) | 挨 拶 | |
(3) | 講 演 | |
| 1)世界の精密農業事情と今後の展望 | 13:15 |
| | 京都大学大学院農学研究科地域環境科学専攻 教授 梅田 幹雄 氏 |
| 2)日本型水稲精密農業における技術開発戦略 | 13:55 |
| | 生研センター 生産システム研究部 主任研究員 西村 洋 氏 |
| 3)畑作を中心とした精密農業と農業機械 | 14:35 |
| | 中央農業総合研究センター 上席研究員 宮崎 昌宏 氏 |
| < 休憩15分 > | |
| 4)パネルディスカッション | 15:30 |
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コーディネーター:生研センター生産システム研究部長 杉山隆夫 氏
精密農業への取組状況、農業機械に対する期待等について3人の講演者に次のパネリストを交え意見交換・討議。
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パネリスト
- (株)三本木グリーンサービス 代表取締役 渋谷 誠司 氏
- 農事組合法人 神谷生産組合 理事 丸山 信昭 氏
- 株)サイエンスクリエイト 第1事業・食農産業クラスター推進事業担当 山村 友宏 氏
- 農事組合法人 ファームとちや 代表理事 森田 敏博 氏
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(2) | 閉 会 | 17:00 |
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5.主 催 |
- 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター
- 新農業機械実用化促進株式会社
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6.参加予定者 |
農業機械関連企業、農業団体、大学、国・都道府県関係部局、公立試験研究機関、独立行政法人各試験研究機関、その他 |
5.出席申込み |
申込書により平成20年2月25日(月)(必着)までに下記へお送り下さい。
【 申込方法 】 郵便、FAXまたはE-MAILでお申し込み下さい。
【 申込書の送付先 】 〒101-0047
東京都千代田区内神田1丁目12番3号 翔和内神田ビル3階
新農業機械実用化促進株式会社(TEL:03-3233-3834)
FAX : 03-3233-3800
e-Mail : shinnouki@gol.com
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