現地評価試験
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穀物収穫情報測定装置 -高精度な収量モニタリングシステム―

 



特徴
 コンバインにより収穫した穀物の水分、質量等を収穫作業と同時工程で位置情報とともに測定記録できるコンバイン搭載型の装置

機械の概要
  1. 本装置は、水分測定部、収穫量測定部、位置情報測定部、制御表示部から構成されるコンバイン搭載型の収穫情報測定装置。

  2. 本装置は、収穫した穀物の水分、質量等を収穫作業と同時工程で位置情報とともに測定し収穫物の水分、質量等をリアルタイムで表示することができる。

  3. 収穫作業終了後は、ただちにほ場全体の収穫質量、10a当たりの収量、平均水分及びその範囲を表示でき、収量マップ、水分マップも高い精度で測定できる。

  4. 水分は、水稲、小麦いずれの場合も高い精度で測定できる。

メリット
  1. 高精度な収穫マップが作成できることから、可変施肥装置との組合わせにより精密な施肥設計や管理が可能となり、高品質な米生産、環境負荷の低減が可能。

  2. 受託作業において、委託者が希望する収穫情報が収穫作業終了後直ちに提供できる。また、収穫作業の記録手段としても利用でき、収穫作業の効率化が図れる。

  3. カントリーエレベーターやライスセンターなどの乾燥施設に対して高精度な水分情報が提供でき、乾燥の効率化が図られる。

共同研究実施会社
近江度量衡株式会社、静岡精機株式会社、ヤンマー農機株式会社

市販予定
 平成18年度の現地評価試験の成果を踏まえ、今後実用化を検討。


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