FISH法による堆肥中アンモニア酸化細菌の迅速な検出 | ||||||||
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[要約] | ||||||||
堆肥等固形物に付着するアンモニア酸化細菌は、サンプルの粉砕、振とうおよび超音波分散の前処理を行うことにより、液体中の特定菌の検出に用いられるFISH(Fluorescent In Situ Hybridization)法で迅速に検出できる。 | ||||||||
[キーワード]FISH法、アンモニア酸化細菌、堆肥 |
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[担当]富山畜試・飼料環境課 [代表連絡先]電話:076-469-5921 [区分]関東東海北陸農業・畜産草地(畜産環境) [分類]研究・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
家畜ふん堆肥舎に付設する効率的な生物脱臭槽を開発する場合、充填する脱臭資材の能力を評価するため、アンモニア酸化細菌数の迅速な把握が重要となる。しかし、堆肥等で用いられる従来のMPN(最確数)法では検出に約1ヶ月間と長期間を要する。一方、最近、下水処理分野では液体中の特定菌の迅速な検出にAmannらのFISH法が用いられているが、堆肥等固形脱臭資材への適用については不明である。そこで、堆肥中に付着する菌を液体に回収してからFISH法でアンモニア酸化細菌を検出する手法を開発し、脱臭資材として用いたスギ林地残材への利用可能性について明らかにする。 | ||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||||
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[その他] | ||||||||
研究課題名:堆肥化過程における環境負荷物質の回収法の開発 | ||||||||
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