クオルモン分解酵素による青枯病菌細胞外多糖の産生抑制 | ||||||||
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[要約] | ||||||||
Ideonella sp. 0-0013が生産するクオルモン分解酵素(β- hydroxypalmitate methyl ester加水分解酵素)は、青枯病菌の病原性因子の発現を制御する情報伝達物質であるクオルモンを分解することにより、青枯病菌の主たる病原性因子である細胞外多糖の産生を抑制する。 | ||||||||
[キーワード]青枯病菌、クオルモン、クオラム・センシング、細胞外多糖、クオルモン分解酵素 |
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[担当]野菜茶研・野菜IPM研究チーム [代表連絡先]電話:0569-72-1490 [区分]野菜茶業・野菜生産環境、関東東海北陸農業・関東東海・土壌肥料、共通基盤・土壌肥料、共通基盤・病害虫(病害) [分類]研究・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
病原細菌はクオルモンと呼ばれる情報伝達物質を自ら分泌し、菌密度の上昇に伴って細胞外クオルモン濃度が高まることを感知して病原性因子を産生、病原性を発現するクオラム・センシングというメカニズムが知られている。トマトなどナス科植物の重要病原細菌である青枯病菌(Ralstonia solanacearum)は、本菌の主たる病原性因子である細胞外多糖(菌体外多糖質)産生を制御するクオルモン物質として3- hydroxypalmitate methyl ester (以下、3-OH PAME)を生産することが報告されている。<BR> そこで、新しい青枯病防除技術の開発を目的として、3-OH PAMEを分解するクオルモン分解微生物を自然界より探索するとともに、同分解酵素を分離精製し、本酵素が青枯病菌の細胞外多糖の産生に及ぼす影響を明らかにする。 | ||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||||
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[その他] | ||||||||
研究課題名:野菜栽培における土壌微生物、天敵の機能解明と難防除病害虫抑制技術の開発 | ||||||||
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