家畜疾病図鑑Webとは

2010年(平成22年)11月より日本農業新聞において毎月連載されていた「家畜疾病図鑑」は41の動物疾病について紹介し、2014年3月に終了しました。しかし、広く皆さんに理解していただきたい家畜疾病は数多く残されています。そこで「家畜疾病図鑑Web」として、ここに新たに連載を始め、法定伝染病、届出伝染病を中心に畜産業にとって重要な疾病について短時間で読める量を目安に、特徴と対策を一般の方でも理解しやすいようご紹介していきます。
日本農業新聞に連載した記事につきましても、新聞社の承諾を得て掲載していますので、どうぞご利用ください。

*参考 動衛研ニュースNo.56 「家畜疾病図鑑Web」の作成と公開(PDF)

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新着情報


用語説明

家畜の監視伝染病:
「家畜伝染病予防法」に定める家畜の伝染性疾病の総称で、家畜伝染病(法定伝染病)と届出伝染病があります。発生が疑われる場合は、獣医師や家畜保健衛生所に連絡して下さい。

家畜伝染病(法定伝染病):
「家畜伝染病予防法」では、家畜の伝染性疾病のうち、その病性、発生状況、予防・治療法の有無、畜産情勢等を勘案し、発生による蔓延を防止するため、殺処分等の強力な措置を講ずる必要があるものを家畜伝染病(法定伝染病)として28疾病が指定されています。この場合、指定されている伝染性疾病であってそれぞれの対象となる家畜についてのものだけが家畜伝染病(法定伝染病)となります。

届出伝染病:
「家畜伝染病予防法」では、家畜伝染病(法定伝染病)のように強力な措置を講ずる必要はないものの、家畜伝染病(法定伝染病)との類症鑑別上問題となりやすい疾病や行政機関が早期に疾病の発生を把握し、その被害を防止することが必要な家畜伝染病(法定伝染病)に準じる重要な伝染性疾病を届出伝染病として71疾病が指定されています。

その他:
家畜伝染病(法定伝染病)や届出伝染病に指定されていない感染性疾病や、中毒、栄養障害等を原因とする非感染性疾病をその他として紹介します。


(更新日:2017年6月28日 掲載日:2014年11月13日)

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