- [要約]
- ブプレウラムは、1~3月に播種する作型では加温して、8~9月に播種する作型では冷房育苗、加温、電照を組み合わせて、10~12月に播種する作型では加温、電照を組み合わせて栽培すると良品が生産できる。
岡山県立農業試験場 野菜・花部
[連絡先]08695-5-0271
[部会名] 野菜・花き(花き)
[専 門]栽培
[対 象]ブプレウラム
[分 類]研究
- [背景・ねらい]
- ブプレウラムは添え花としての需要の伸びが著しく、周年生産が要望されている。しかし、秋・冬季の栽培では開花までの日数を多く要したり、節間の伸びが悪く切り花品質が劣る。また、生理・生態が明らかでなく、長期生産のための栽培方法に不明な点も多い。そこで、長期良品生産のための栽培技術を確立する。
[成果の内容・特徴]
- 発芽適温は10~20℃であり、それより温度が高くても低くても発芽が抑制される(図1)。
- 長日処理により、開花が早くなり、節間も長くなる。その効果は日長が長いほど大きい(表1)。
- 1~3月に播種し、5~6月に切り花する作型では、7.5℃の加温で良品生産が可能である。8~9月に播種し、10~12月に切り花する作型では、冷房育苗と7.5℃の加温、電照を組み合わすことにより、良品生産が可能である。10~12月に播種し、1~5月に切り花する作型では、7.5℃の加温、電照を組み合わすことにより、良品生産が可能である(表2、図2)。
- 4~7月に播種し、6~10月に切り花する作型では、良品生産が困難である(表2、図2)。
[成果の活用面・留意点]
- 作型は岡山県中・南部を対照としたものであり、より冷涼な中山間地では、4月上旬~7月上旬に播種し、6月下旬~10月に出荷する、季咲き栽培で良品生産が可能である。
- 高温期の播種では、発芽揃いまでを冷房育苗とする。
[その他]
研究課題名:有望花き類の長期良品生産技術の確立
予算区分 :県単
研究期間 :平成7年度(平成5年~7年)
研究担当者:小鹿綾子、石井靖子
発表論文等:なし
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