- [要約]
- 春穫りシロネギ 坊主不知「晩中太」の定植時期は9月下旬が適当である。この時期の定植では収穫時の分けつ数が7~10本程度となり、L規格以上の太ネギが多く、再分けつ発生率も低い。
鳥取県園芸試験場・西伯分場
[連絡先] 0859-45-4616
[部会名] 野菜・花き(野菜)
[専 門] 栽培
[対 象] 葉菜類
[分 類] 指導
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[背景・ねらい]
- 坊主不知の5月中旬から6月上旬まで収穫できる品種の中心は「ジャンボ」であるが、品質面に問題があり、同時期に収穫できる品質の良い中太系品種が求められている。近年、これに適する品種として鳥取県では「晩中太」の導入が図られているが、この品種の栽培方法については十分検討されていない。そこで「晩中太」の栽培法のうち、定植時期について検討する。
[成果の内容・特徴]
- 9月下旬に定植すると、9月上中旬に定植するより分けつ数が2~3本減少し、再分けつ株率も大幅に低下する(表1)。
- 規格別収量では9月下旬の定植は、9月上旬定植より総収量がやや減少するが、商品価値の高いL、2L規格以上の収量が20~40%向上する(図1、2)。これに伴い、出荷調整作業の軽減もはかれる。
[成果の活用面・留意点]
- 鳥取県西部弓浜砂丘地で導入できる。
- ほ場の乾湿により株間を調整する必要がある。
[その他]
研究課題名 : 白ネギ適品種選定試験
予算区分 : 県単
研究期間 : 平成8年度(平成4年~8年)
研究担当者 : 田中伸一、野口安男、鹿島美彦
発表論文等 : なし
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