小型ポットと保水剤を用いた花壇苗の軽量化技術
- [要約]
- 花壇苗の6㎝幅小型ポットは、慣行の9㎝ポット40個入りの1トレ-重が5~9kgであるのに対し、70個入り1トレ-重が3~5kgと軽量化できる。また、保水剤を容量比で用土の0.5~1.0%添加すると、苗の生育が良好になる。
鳥取県園芸試験場・野菜研究室
[連絡先] 0858-37-4211
[部会名] 生産環境(土壌・気象)
[専 門] 土壌
[対 象] 花壇苗
[分 類] 普及
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[背景・ねらい]
- 本県では、ガーデニングブームを反映して、花壇苗の栽培が増加し、県内を始め、関西方面などへ多く出荷されている。花壇苗は、育苗管理や流通段階で人力を必要とする作業も多く、作業者への負担の軽減が求められている。そこで、小型ポットと保水剤を用いた花壇苗の軽量化の方策を検討する。
[成果の内容・特徴]
- 用いる用土は、ピートモス、もみがら、倉吉パミスを容量比2:1:2の割合で混合した軽量育苗用土とする。
- 6㎝幅の小型ポットは、用土の内容量が慣行の9㎝ポットの約3分の1になるため、70ポット入りの1トレー重が3~7kgと、9㎝ポット40個入りの1トレー重5~8kgよりも1~3kg軽くなる(図1)。
- 小型ポットで育苗したビンカ、ベゴニアの苗は、定植時には慣行の9㎝ポットと比較して70~80%であったが、2か月後には、ほぼ慣行並みに生育する(図2)。
- 小型ポットに保水剤を用土の0.5~1.0%添加すると、易有効水量が増し、苗の生育が良好になる(図3、表1)。
[成果の活用面・留意点]
- 小型ポットへのかん水は、倒伏しないように注意する。
[その他]
研究課題名:小型容器による花壇用苗物の需要拡大のための高位生産と軽作業化技術
予算区分 :地域重要
研究期間 :平成11年度(平成9~11年)
研究担当者:林 悦之
発表論文等:なし
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