[成果情報名]

黒毛和種子牛の生後早期の増体量と生後8週間の増体量および母牛泌乳量との相関

[要約]

子牛の生後1、2週間の増体量から8週齢時までの増体量と分娩後4週目の母牛泌乳量を推定することができる。

[キーワード]肉用牛、黒毛和種牛、泌乳量、子牛増体量
[担当]兵庫農総セ・北部・畜産部
[連絡先]079-674-1230、電子メールMasanobu_Noda@pref.hyogo.jp
[区分]近畿中国四国農業・畜産草地
[分類]技術・参考

[背景・ねらい]
 生後8週齢までの発育は、母牛の泌乳量にもっとも大きく影響を受ける。子牛を適正に発育させるためには、生後早期に発育状況を判断して、母牛の泌乳量の不足分を代用乳で補充する必要がある。今回、子牛の発育状況と母牛泌乳量を早期に把握するため、子牛の生後1、2週間の増体量と生後8週間の増体量および分娩後4週目の母牛泌乳量との関係を検討する。

[成果の内容・特徴]
 当センターで生産された黒毛和種子牛45頭(雄:25、雌:20)について、生後1、2週間の増体量から8週間の増体量を推定するため両測定値を基に回帰分析を行う。また、黒毛和種繁殖雌牛55頭と産子55頭(雄:31、雌:24)を用いて、子牛の生後1、2週間の増体量と子牛体重差法により測定した分娩後4週目の母牛泌乳量との関係を検討し、両測定値を基に母牛泌乳量の推定式を求める。

  1. 生後1、2週間の増体量から生後8週間の増体量を推定する高い寄与率と有意な回帰式が得られる(表1)。
  2. 生後1、2週間の増体量から分娩後4週目の母牛泌乳量を推定する有意な回帰式が得られるが、産子が雄の場合は生後1週間の増体量からの母牛泌乳量の推定については寄与率が0.518とやや低い(表2)。

[成果の活用面・留意点]

  1. 産子が雄の場合、生後1週間の増体量からの母牛泌乳量の推定はやや精度が低くなる。
[具体的データ]




[その他]
研究課題名 繁殖雌牛の哺育能力の早期判定法の確立と実証
予算区分 県単
研究期間 2003~2005年度
研究担当者 野田昌伸、坂瀬充洋、福島護之、武田和士、上野 悟

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