[成果情報名]

太陽光発電を利用したハウスの自動換気システム

[要約] 太陽光発電を利用することで、商用電力のない地区でもハウスサイドの自動換気が可能である。
[キーワード] スイカ、太陽光発電、自動換気
[担当] 鳥取園試・野菜研究室
[連絡先] 0858-37-4211、kawakamit@pref.tottori.jp
[区分] 近畿中国四国農業・野菜
[分類]技術・普及

[背景・ねらい]
 中山間地域において、商用電力のない地区ではハウスの自動換気が困難でハウスサイドの開閉に要する労力負担が大きい。そこで、太陽光発電システムによりハウスサイドの換気自動化を検討する。
[ 成果の内容・特徴 ]
  1. 太陽光発電を利用したハウスサイドの自動換気システムは、太陽光発電パネルは最大発電能力70wで2日間程度の曇雨天が続いても稼動するバッテリーを取り付けることが必要である。設備費は10a当たり457千円で、減価償却費は82千円である(表1)。
  2. ハウス内気温は、手動でハウスサイドを換気する場合は、換気が遅れぎみで日最高気温が高く推移するが(図1)、太陽光発電による自動換気システムではスイカ栽培に適した温度に保つことができる(図2)。
  3. 太陽光発電システムによる自動換気ハウスと、商用電力による自動換気ハウスはスイカ栽培期間中のハウス内気温はほとんど同じであり、作動に問題は見られない(図3)。
[成果の活用面・留意点]
  1. 本システムはハウスサイドの巻き上げモーターを作動させるシステムであり、換気扇を作動させるには、駆動力を多く必要とするため利用できない。

[具体的データ]


[その他]
研究課題名 中山間地域におけるクリーンエネルギーを利用した野菜の省力安定生産技術
予算区分 地域基幹
研究期間 2001年~2004年度
研究担当者 川上俊博、竺原宏人、篠原勇一
発表論文等 なし

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