四国農業試験場・作物開発部・果樹栽培研究室
[連絡先]0877-62-0800
[部会名]生物工学・果樹
[専門]生物工学
[対象]果樹類
[分類]研究
- [背景・ねらい]
光合成で利用されるエネルギーは葉緑体において光エネルギーから変換され生じるが、この過程には多数のタンパクや色素成分が関与している。そのなかで光化学系1と呼ばれる成分に含まれるタンパクサブユニットのうちPsaDとPsaEと呼ばれる2つのタンパクサブユニットは、電子伝達成分は持たないものの光エネルギー変換過程に間接的な影響を及ぼし、光合成の効率を左右することが微生物を使った研究で示されている。しかし高等植物での役割については未解明であり、光合成能力の改善の可能性を探るためにも詳細な解析が求められている。そこで、これらサブユニットの細胞内での合成量をアンチセンス法で抑制した組換えカラタチを作製し、目的遺伝子が導入された組換え体を選抜してこれらサブユニットの光エネルギー変換系における役割の解明を目指す。