「香川型イチゴピート栽培」におけるイチゴ‘さちのか’の適応性


[要約]
イチゴさちのか」の「香川型イチゴピート栽培」における適応性を検討したところ、収量、品質ともに良好で、導入が期待できる。

香川県農業試験場三木分場
[連絡先] 087-898-0004
[部会名] 野菜・花き・茶(野菜)
[専門] 栽培
[対象] 果菜類
[分類] 普及


[背景・ねらい]
イチゴの「香川型イチゴピート栽培」(以下らくちん)は、本県の主要品種である‘女峰’ですでに普及しているが、新品種‘さちのか’についても導入する機運が高まっている。そこで、‘さちのか’の「らくちん」における適性を把握する。

[成果の内容・特徴]
  1. ‘女峰’のマニュアルに準じて温度、給液管理等を行う。
  2. 収穫開始は、‘女峰’より遅れ、12月の収量は少ないが、1~3月は増加し、4月末までの総収量では‘女峰’を上回る(表1)。
  3. ‘さちのか,の糖度は、収穫初期と3月以降を中心に高い(図1)。
  4. 果実の硬度は、‘女峰’より高く、輸送性は優れている(図2)。

[成果の活用面・留意点]
  1. ‘さちのか’は、収穫開始時期が遅れるため、夜冷処理などにより前進化を図る必要がある。
 
[その他]
研究課題名:ハイテクによるイチゴの高生産システムの開発
予算区分:県単
研究期間:平成8年度(平成8年~平成12年度)
研究担当者:近藤弘志
発表論文等:なし

    目次に戻る