中山間地域での苗冷蔵苗利用トルコギキョウ秋出し栽培における定植時期と品種選定
[要約]
苗冷蔵苗
を利用した
トルコギキョウ
の
10~11月出し
栽培における、
定植時期
は
7月上旬~中旬
であり、7月上旬定植で15、中旬定植で13の品種を
有望品種
として選定した。
高知県農業技術センター山間試験場 [連絡先]0877-72-0058 [部会名]傾斜地農業、野菜・花き・茶(花き) [専門]栽培 [対象]花き類 [分類]指導
[背景・ねらい]
中山間地域に導入され、産地化に向けての取り組みが始まっているヒメユリ‘スタービューティ’については、球根養成および切り花生産技術の確立が望まれている。そこで、中山間地域での球根養成技術について検討する。
[成果の内容・特徴]
苗冷蔵苗を利用した10~11月出しは7月上旬~中旬に定植する(
表1
)。
定植時期別のこの作型に向く有望品種を選定した(
表2
、
3
)。
品種選定
[成果の活用面・留意点]
播種から冷蔵処理開始までの日数は45日程度であるため、4月中旬~下旬に播種する。
播種にはセル成型苗箱(406穴)を使用し、定植作業を省力化する。
播種後ロゼット化させるために育苗夜温は20℃以上とする。
苗の冷蔵処理は、10℃の温度で約35日程度とし、冷蔵中は24時間日長となるように電照を行う。
冷蔵中の乾燥防止のために7~10日毎に底面吸水を行い灌水の省力化を図る。
収穫時期は寡日照短日期なので、栽培夜温を15℃以上にして、開花を促進するとともに、品質向上に努める。
この試験は標高700mの結果であるので、栽培にあたっては標高や気象条件を考慮する必要がある。
[その他]
研究課題名:高標高地におけるトルコギキョウの夏秋出し栽培技術の確立
予算区分:国補(研究促進)
研究期間:平成11年度(平成9~10年)
研究担当者:西内隆志
発表論文等:なし
目次へ戻る