特許詳細
魚道水路の設計方法
課題
急勾配もしくは狭幅もしくは上下流側の水位変動が大きい条件下でも多様な魚類等が遡上可能で、かつ異物の流入を抑制できる魚道水路を構築する。
解決手段
上下流側水域3、4間を結ぶ魚道水路2は底部5と側壁6a、6bにより画成される。この魚道水路2には、上下流側を隔てる隔壁1が両側壁6a、6b間に間 隔D1毎に複数設けられる。隔壁1には潜孔10が形成され、隣接する潜孔10の開口面は流れ方向に完全に重ね合わさることがないように左右互い違いにずら して配置される。このため、隔壁間隔D1を狭めても流れが隣接する潜孔10の間をストレートに流下する状態になりにくく潜孔10の流量と流速を一定以下に 抑えることができるとともに潜孔10の開口面の流速を多様にできる。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2001年7月19日 | 2001-220520 | 2003年1月29日 | 2003-27452 | 2004年11月 5日 | 第3612561号 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
常住 直人、加藤 敬、中 達雄 |