特許詳細

人工水路とその底質形成方法

課題

勾配のある人工水路に自然の力を利用して水生生物が生息可能な領域をつくる。

解決手段

人工水路2は、自然底質の底部4とコンクリート で護岸された側壁部3A、3Bとを備えている。この人工水路2には、両側壁部3A、3Bを結ぶ桟6を所定の間隔D1で設け、これら桟6の上部には、隣り合 う桟6、6と幅方向位置を異ならせて形成された切欠部5A、5Bを設け、この切欠部5A、5Bに堰上げ板8を差し入れている。切欠部5A、5Bと桟6とに より、水流を下方の流れの水域S1と水平な流れの水域S2と生じせしめ、水域S1では、洗掘により淵12を形成し、水域S2では、土砂を堆積させて瀬11 を形成するようにしている。

出願日 出願番号 公開日 公開番号 登録日 登録番号
2002年11月11日 2002-327249 2004年6月10日 2004-162309 2005年10月28日 第3733426号
出願人
機構内発明者
中 達雄、向井 章恵、島 武男、田中 良和