特許詳細
土地の汚染改良構造およびその方法
課題
重金属汚染された下側土壌から上側清浄土への汚染を防ぐ。
解決手段
第1の工程で、重金属を含む土壌2の表面に、水の通過を許容し重金属を吸着する炭4を敷設し、第2の工程で、敷設された炭4の層に透水性を有し植物7の根7Aが下側土壌2へ伸張するのを阻止する防根透水シート5を敷設し、第3の工程で、敷設された防根透水シート5に清浄な土6を投入して整地し、造成を完了するようにした。土壌水W1が浸透して上方に移動しても炭4により重金属は吸収され、防根透水シート5上の投入された土6には、重金属が除去された清浄な土壌水W2が浸透する。このため、投入された土6が重金属で汚染されにくく、投入された土6で植物7を栽培しても重金属の汚染をきわめて低レベルに抑えることができる。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2008年1月21日 | 2008-010724 | 2009年8月 6日 | 2009-171847 | 2012年4月 6日 | 4962331 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
白谷栄作、髙木強治、三浦麻 |