あきだわら
多収で業務用に適した良食味米
多収で米の外観品質と食味の両方に優れることから良質な米商品として、業務用米等の用途が期待される品種です。 標準施肥栽培の「コシヒカリ」と比較して、同じ施肥量で玄米収量が1割、多肥栽培では3割多収です。玄米の外観品質は「コシヒカリ」と同等かやや優ります。炊飯米の食味は、標準施肥栽培と多肥栽培の両方で「コシヒカリ」に近い良食味です。耐倒伏性は「コシヒカリ」より優れます。 収穫期は「コシヒカリ」より11日遅く、関東平坦部では中生の晩の熟期で、栽培適地は関東・北陸以南の地域です。 栽培にあたっては、「コシヒカリ」同様、いもち病と縞葉枯病に弱いので、適正に防除を行う必要があります。 平成25年度現在、福島、栃木、茨城、千葉、新潟、兵庫の6県で産地品種銘柄になっています。
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