白米のデンプンに含まれるアミロース含有率が約30%で、一般の品種と比べると約10ポイント高く、米の粘りが少ない特徴を示します。そのため米粉麺に加工した場合、麺離れが良く適度なコシの強さがあり、加工適性や食味官能評価に優れます。また米粉クッキーでは、従来の品種に優るサクサク感を得ることが出来ます。北海道向けの品種であり、「きらら397」と比較して多収で耐冷性に優れ、低コストで安定生産が可能であり、様々な加工用途向けの素材として期待されます。
品種の特徴について北海道農業研究センター (代)(Tel 011-851-9141) (Fax 011-859-2178) 寒地作物研究領域 稲育種・品質担当 (Tel 011-857-9311)
種苗の入手先について北海道農業研究センター 企画部産学連携室広報チーム (Tel 011-857-9260)(Fax 011-859-2178)
農研機構育成品種情報
【プレスリリース】米粉麺などの米粉加工食品に適した北海道向けの高アミロース水稲新品種「北瑞穂(きたみずほ)」を育成