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- SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代農林水産業創造技術」
- 「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」
- 研究成果発表会ならびに令和元年度農作物病害虫セミナーの開催
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- 1)講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」
- 2)SIPが生み出す新たな病害虫防除資材の展示
- 3)講演第2部「新たな総合的植物保護技術」
1.趣旨
第1期SIP事業「次世代農林水産業創造技術」では、実施課題「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」において、海外と勝負できる生産性を有する日本型高度施設園芸の実現を目標に、天敵や物理的刺激等の多様な病害虫抑制技術を組み合わせ、化学合成農薬に依存しないトマトやイチゴの病害虫防除システムの構築に取り組むとともにジャガイモやレタス等の作物で使える新たな資材の開発を行った。京都府病害虫防除所が毎年開催している農作物病害虫セミナーは、環境にやさしい農業技術の普及拡大を目標に新たな技術を紹介する重要なイベントであることから、西日本におけるSIP事業の成果の普及を目指し、本セミナーと合同で研究発表会を開催する。発表会では、トマト、イチゴの病害虫管理のための新たな体系化技術ならびに作物保護の新たなツールとなる製品等について、展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し、生産現場へ速やかな普及を目指す。
2.開催日時
2020年2月19日(水曜日) 10時00分~17時05分
3.開催場所
- キャンパスプラザ京都 5階第1講義室、第2および3演習室
- (〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路939)
- ※京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR 各線「京都駅」より徒歩5 分
4.内容
講演第1部「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」
SIPが生み出す新たな病害虫防除資材の展示
講演第2部「新たな総合的植物保護技術」
5.主催
農研機構 中央農業研究センター
6.共催
京都府病害虫防除所
7.参集範囲
生産者及び農業生産法人、農業関係団体、企業、公設試や大学、独立行政法人等の研究者、学生、農業・農産物に関心のある市民、普及指導機関、行政部局等
8.参加費
無料
9.参加申し込み(定員280名)
当日参加も受け付けますが、講演会場の席に限りがありますので、できるだけ農研機構のWEBページ(以下URL)から事前登録をお願いします。
受付サイト
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2020/01/133319.html
10.問い合わせ先
- 開催事務局窓口: 京都府病害虫防除所 德丸 晋
- TEL:0771-23-9512 FAX:0771-23-6539
- 農研機構窓口: 中央農業研究センター 広報チーム 谷脇浩子
11.SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代農林水産業創造技術」
「持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発」研究成果発表会
ならびに 令和元年度農作物病害虫セミナー
開場(受付開始) 9:30
開会挨拶 10:00~10:15
講演第1部 10:15~12:15
「施設栽培トマトとイチゴの新たな病害虫防除戦略」
ア 化学農薬を削減したトマト病害虫の新防除体系
イ 新規土壌還元消毒を主体としたトマト土壌病害虫の新防除体系
ウ 紫外光(UV-B)照射を基幹とした施設イチゴ病害虫の新防除体系
展示発表コアタイム 13:15~14:10
展示内容:UV-B照射装置ならびに光反射資材、超音波防虫システム、植物活力剤、土壌還元消毒資材(糖含有珪藻土)、天敵タバコカスミカメ、LED天敵誘引装置、LED天敵捕集装置、赤色系防虫ネット、赤色LED防除装置、害虫忌避剤(グリセリン酢酸脂肪酸エステル乳剤、プロヒドロジャスモン)、音響害虫防除装置、振動害虫防除装置、新型色彩捕虫シート、ジャガイモ用栽培体系資材、レタス用pH降下型肥料 他
講演第2部 14:20~17:00
「新たな総合的植物保護技術」
ア チョウ目害虫を超音波で防除する
イ アザミウマ類およびコナジラミ類に対する赤色系防虫ネットの防除効果
ウ ミナミキイロアザミウマに対する赤色LED防除装置の防除効果
エ エッジ効果を利用した新型捕虫シートの開発
オ 静岡県の長段どりトマトにおけるタバコカスミカメを主体とした総合防除事例
カ コナジラミ類行動制御剤(ベミデタッチ
)の植物病原ウイルス媒介抑制効果
キ アザミウマ類を寄せ付けない!害虫忌避剤プロヒドロジャスモン
ク 植物の活力を高めて病気に強い体を作ります!
閉会挨拶 17:00~17:05