プレスリリース
平成23年度北海道地域マッチングフォーラムの開催について 「乳牛改良による新たな飼養」

- 泌乳曲線の改良で乳牛にやさしく高収益な酪農を目指して -

情報公開日:2011年10月28日 (金曜日)

ポイント

  • 乳牛改良技術に関する研究成果等を11月22日(火曜日)ホテル日航ノースランド帯広で発表します。
  • 生産量を確保し、病気の予防や飼養管理の軽労化等、乳牛にやさしく高収益な乳牛改良技術の普及と需要拡大を図るための意見交換を行います。
  • 6次産業化の取り組みもご紹介しますので、生産者の皆様をはじめ、多数のご参加をお待ちしております。

概要

農研機構 北海道農業研究センター(所長 天野哲郎)では、農林水産省農林水産技術会議事務局及び帯広市との共催により、生産者、実需者、行政担当者、普及担当者、研究者等が双方向の意見交換を行う地域マッチングフォーラムを開催いたします。

当日は、「乳牛改良による新たな飼養~泌乳曲線の改良で乳牛にやさしく高収益な酪農を目指して~」をテーマに、乳牛改良技術(泌乳曲線平準化技術)について、行政・研究・生産者等がそれぞれの立場から意見交換等を行い、その普及を図ります。また、畜産振興に寄与する6次産業化の取り組みについてもご紹介します。

1.開催日時

平成23年11月22日(火曜日)10時30分~15時30分(受付10時00分~)

2.開催場所

ホテル日航ノースランド帯広(帯広駅隣接:帯広市西2条南13丁目1番地)

3.参集範囲

参集範囲:生産者(生産者団体を含む)、行政・普及関係者、研究関係者、
関係団体:企業、その他酪農経営に関心のある方

4.参加費

無料

5.定員

150名

6.実施内容

(1)開会挨拶 10時30分~10時45分

(2)講演 10時45分~15時30分

  • 1)乳牛改良を取り巻く状況、技術の概要
    ・乳牛改良に関する行政の取り組み(10時45分 ~11時00分)
    家畜改良センター新冠牧場長 髙橋博人
    ・乳牛の泌乳曲線を平準化する改良法(11時00分 ~11時30分)
    農研機構 北海道農業研究センター酪農研究領域主任研究員 萩谷功一
  • 2)事例等の紹介
    ・道内における乳牛改良と牛群管理技術の現状と課題(11時30分 ~11時45分)
    地方独立行政法人 北海道立総合研究機構
    農業研究本部 根釧農業試験場乳牛グループ主査 糟谷広高
    ・道内における泌乳持続型の乳牛(11時45分 ~12時00分)
    (社)北海道酪農検定検査協会乳牛検定部電算課主任 山口 諭

(昼食・休憩)(12時00分 ~13時00分)

  • 3)技術導入に際して
    ・酪農経営コンサルタントの視点と現場からの声(13時00分 ~13時15分)
    (株)十勝家畜人工授精所代表取締役 吉川広司
    ・乳牛改良に寄せる期待(13時15分 ~13時30分)
    豊頃町農業協同組合畜産係長 久田真樹
    ・泌乳を持続させた乳牛の方が飼いやすい(13時30分 ~13時40分)
    (有)宇都宮牧場 宇都宮 治

(3)総合討論(パネルディスカッション)(13時40分 ~14時30分)

話題提供

泌乳曲線平準化への乳牛改良による経営的利点
農研機構 北海道農業研究センター水田作研究領域上席研究員 久保田哲史

パネラー:各講演者

雪印種苗(株)北海道研究農場飼料研究グループリーダー 古川 修
(社)家畜改良事業団非常勤顧問 富樫研治

(4)技術相談会(ブース形式)&6次産業の取り組み紹介 (14時30分 ~15時30分)

  • 1)乳牛の改良に関する技術相談会
    技術相談対応者(萩谷功一、久保田哲史、道総研根釧農試 糟谷広高、家畜改良事業団 富樫研治)
  • 2)6次産業化の取り組み紹介
    先進的な酪農家等が6次産業化の取り組みを紹介(試食を含む)し、地域活性化方策について相談します。

7.主催

  • 農林水産省農林水産技術会議事務局
  • 農研機構 北海道農業研究センター
  • 帯広市

協賛

北海道、地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部、北海道開発局、北海道農政事務所、
家畜改良センター、ホクレン農業協同組合連合会、北海道農業協同組合中央会、十勝農業協同組合連合会、
(社)家畜改良事業団、NPO法人グリーンテクノバンク