ポイント
- 平成25年2月26日(火曜日)オホーツク・文化交流センター(網走市)において、ジャガイモシストセンチュウの総合防除対策に関するシンポジウムを開催いたします。
- 研究・行政・生産現場それぞれの被害克服へ向けた取り組みについて、現状と問題点等に関して情報交換を行い、今後の方向について検討を行います。
- 新たなセンチュウ防除技術のご紹介やセンチュウ被害を克服するための討論会も行いますので、生産者の皆様をはじめ、多数のご参加をお待ちしております。
概要
農研機構 北海道農業研究センターは、全道的に被害が拡大しているジャガイモシストセンチュウの防除対策について、生産者、行政・普及関係者、研究関係者、関係団体・企業等を対象とした研究成果シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、研究・行政・生産現場それぞれの被害克服へ向けた取り組みについて、現状と問題点等に関して情報交換を行い、今後の方向について検討を行います。併せて、農研機構 北海道農業研究センターを中心に開発を進めている新たなセンチュウ防除技術についてご紹介します。
記
1.開催日時
平成25年2月26日(火曜日)13時15分~16時50分
2.開催場所
オホーツク・文化交流センター(エコホール)
(網走市北2条西3丁目3番地)
3.参集範囲
生産者(生産者団体を含む)、行政・普及関係者、研究関係者、関係団体・企業、その他「バレイショ、病害虫防除」に関心のある方
4.参加費
無料
5.参加定員
400名
6.実施内容
- 挨拶 農研機構 北海道農業研究センター 所長 天野哲郎
- 講演
【基調講演】
1)ジャガイモシストセンチュウ被害の現状と対策
道総研 北見農業試験場 生産環境グループ 主査(病虫) 古川勝弘
【行政の取り組み】
2)植物防疫におけるジャガイモシストセンチュウ対策
農林水産省 消費・安全局 植物防疫課 国内検疫班 国内検疫係長 副ヶ迫 晃
3)「北海道産馬鈴しょの安全供給に関する検討会」で策定した内容について
北海道農政部 食の安全推進局 農産振興課 主幹(畑作企画) 内藤晋介
【生産現場の取り組み】
4)カップ検診法による線虫検診とそれに基づく営農指導に関する取り組み
小清水町農業協同組合 営農部長 上野 隆
5)抵抗性品種の作付け拡大に向けた取り組み
斜里町農業協同組合 営農振興課長 遠藤 充
【研究機関の取り組み】
6)如何にして魅力のある新品種を育成するか-抵抗性品種の紹介-
農研機構 北海道農業研究センター 研究調整役 森 元幸
7)今後普及が期待される最新の防除技術の紹介-ふ化促進物質と対抗植物-
農研機構 北海道農業研究センター 上席研究員 奈良部 孝 - 総合討論 (15時45分~16時30分)
「センチュウ被害を克服するため、まずやるべきこと」
司会・コーディネーター:農研機構 北海道農業研究センター 上席研究員 奈良部 孝
パネラー:講演者ならびに産地JAバレイショ担当者 - 閉会
7.主催
農研機構 北海道農業研究センター
8.後援
網走市、東京農業大学生物産業学部、道総研農業研究本部北見農業試験場、北海道オホーツク総合振興局、北海道澱粉工業協会、北海道馬鈴しょ協議会