プレスリリース
平成18年度九州沖縄農研シンポジウム

- 焼酎粕濃縮液等の地域資源を活用する発酵混合飼料調製・給与技術と地域連携システムの構築 -

情報公開日:2006年11月 7日 (火曜日)

新たな「食料・農業・農村基本計画」(平成17年3月25日閣議決定)において、食料の安定供給を図るため、国内農業生産の増大を図ることを基本としており、特に、食料自給率の向上を図る上で、自給飼料の生産拡大が重要な課題となっています。さらに、食品残さの飼料化が国策に位置づけられ、飼料自給率の向上の一環として強化されています。
こうした中、飼料自給率目標や生産努力目標の達成に向けた自給飼料の生産拡大を図るため、飼料増産運動の具体的な取組を明らかにした基本方針を定めたところです。
この目標を達成するためには、粗飼料増産目標と食品残さの飼料化の目標達成に向け、技術確立と普及に積極的に取り組むこととしています。
今回、粗飼料や焼酎粕濃縮液等の地域資源の利用技術、広域流通・連携システムの確立、また焼酎粕濃縮液等の更なる活用をめざして球磨焼酎の里・人吉でシンポジウムを下記のとおり開催いたします。
報道関係者の多数のご参加をお待ちしております。

 


詳細情報

 

 

シンポジウムの概要

開催日時:

平成18年11月8日(水曜日) 13時00分~17時00分

開催場所:

人吉カルチャーパレス 小ホール
〒868-0015 熊本県人吉市下城本町1578-1 Tel:0966-24-3311

テーマ:

焼酎粕濃縮液等の地域資源を活用する発酵混合飼料調製・給与技術と地域連携システムの構築

主催及び共催:

主催:(独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター
共催:球磨焼酎酒造組合、球磨焼酎リサイクリーン株式会社
後援:九州農政局、熊本県、人吉市
協賛:三井造船株式会社

 参集範囲:

「技術の開発・普及」に関連する部局・機関、管内各県試験研究機関・県出先機関、 市町村、畜産農家、耕種農家、関係団体他

プログラム

開会挨拶(九州沖縄農業研究センター所長、人吉市長) 13時00分~13時10分

  • 九州地域の粗飼料、稲発酵粗飼料および食品残さ利用の最近の情勢と今後の取り組み
    九州農政局生産経営流通部畜産課長 西山 信雄 13時10分~13時45分
  • 自給粗飼料と焼酎粕濃縮液を利用する地域システム構築
    九州沖縄農業研究センター イネ発酵TMR研究チーム長 佐藤 健次 13時45分~14時20分
  • 焼酎粕濃縮液の飼料化技術の方策
    鹿児島大学工学部 幡手 泰雄 教授 14時20分~14時40分
  • 焼酎粕濃縮液および稲発酵粗飼料を利用するTMR給与技術
    九州沖縄農業研究センター 暖地温暖化研究チーム長 田中 正仁 14時40分~15時00分

    休憩(15時00分~15時15分)
  • 事例紹介 15時50分~17時00分
    1)第3セクター事例(球磨焼酎リサイクリーン株式会社)
    球磨焼酎リサイクリーン株式会社工場長 地下 和志
    2)焼酎粕濃縮液の飼料化に向けた試み
    三井造船株式会社課長 西岡 俊一郎
  • 総合討論
    パネルディスカッション 15時50分~17時00分

閉会挨拶(林 篤球磨焼酎酒造組合長)