プレスリリース
平成17年度九州地域飼料増産耕畜連携シンポジウムの開催について(御案内)

情報公開日:2005年11月 9日 (水曜日)

このことについて、別紙開催要領のとおり標記のシンポジウムを開催するので、お知らせします。


詳細情報

平成17年度九州地域飼料増産耕畜連携シンポジウム開催要領

目的

新たな「食料・農業・農村基本計画」(平成17年3月25日閣議決定)において、食料の安定供給を図るため、国内農業生産の増大を図ることを基本としており、特に、食料自給率の向上を図る上で、自給飼料の生産拡大が重要な課題となっている。 こうしたなか、飼料自給率目標や生産努力目標の達成に向けた自給飼料の生産拡大を図るため、飼料増産運動の具体的な取組を明らかにした基本方針を定めたところである。 この目標を達成するためには、特に労働過重の軽減や、生産性の向上が可能となる新たな機械化体系の確立が必要であり、目標達成に向け、技術確立と普及に積極的に取り組むこととしている。 今回、自給飼料増産に向けた活動の一環として、九州地域飼料増産耕畜連携シンポジウムを開催し、稲発酵粗飼料の生産拡大、耕作放棄地・水田等を活用した放牧、稲わらと堆肥交換等耕畜連携を通じた飼料増産等への取組みについて検討を行う。

主催

農林水産省九州農政局、(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センター、九州地域飼料増産行動会議

共催

熊本県、熊本県畜産技術連盟

開催日時

平成17年12月8日(木曜日)13時00分~17時00分

場所

「メルパルク熊本」(会議室名:中岳)熊本市水道町14-1(Tel 096-355-6311)

内容

(1)基調講演

・「飼料増産の必要性について」(仮題)

生産局 畜産部 畜産振興課 草地整備推進室長 大橋 史郎

(2)話題提供

・「飼料イネの活用による耕畜連携と飼料増産」

(独)農業・生物系特定産業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター畜産飼料作研究部

飼料生産研究室長 佐藤 健次

・「町におけるWCSの作付けと耕畜連携による土づくり」

宮崎県 国富町 農林振興課長 中森 久人

・「地域内リサイクルを目指したコントラクターの確立」

長崎県 諫早市 川内町飼料作物安定供給組合 土井 賢一郎

・「シバ草地と水田裏を組み合わせた周年放牧の取り組みについて」

熊本県 天草郡 新和町 肉用牛繁殖経営農家 福井 修

・「耕畜連携による畑作野菜の振興(横竹営農実践組合の事例)」

佐賀県 東松浦農業改良普及センター 上場振興担当 主査 河野 宏

・「稲わらの流通による地域資源の利活用」

大分県 豊後高田市 豊後高田営農コントラクター(通称:わらっこ) 組合員 和泉 陣

(3)パネルディスカッション

・コーディネーター 九州沖縄農業研究センター飼料生産研究室長 佐藤 健次

・パネラー 九州農政局 生産経営流通部長 中島 仁三

上記話題提供における発表者

参集範囲

管内の行政機関、県試験研究機関、市町村、畜産関係団体、畜産農家、耕種農家、 消費者等