プレスリリース
平成16年度九州地域飼料増産検討会 (自給飼料生産新機械化体系シンポジウム・現地検討会) の開催について(御案内)

情報公開日:2004年10月18日 (月曜日)

このことについて、台風18号の接近により開催を延期しておりました標記の検討会を下記開催要領のとおり開催するので、お知らせします。


詳細情報

平成16年度九州地域飼料増産検討会開催要領

(自給飼料生産新機械化体系シンポジウム・現地検討会)

メインテーマ:飼料作物の省力的生産技術の普及

目的

「食料・農業・農村基本計画」においては、食料の安定供給を図るため、国内農業生産の増大を図ることを基本としており、特に、食料自給率の向上を図る上で、自給飼料の生産拡大が重要な課題となっている。そのため、平成12年4月には「飼料増産推進計画」を策定・公表し、自給飼料の面積拡大、単収の向上等の目標を定めたところである。 本計画を達成するためには、特に労働過重の軽減や、生産性の向上が可能となる新たな機械化体系の確立が必要となっている。このため、「自給飼料生産新機械化体系の確立・普及」を九州で取り組む農業キーテクノロジーとして位置付け、目標達成に向け、技術確立と普及に積極的に取り組むこととしている。 今回、自給飼料増産に向けた活動の一環として、「自給飼料生産新機械化体系シンポジウム」を開催し、とうもろこし等の生産拡大に向けた省力的生産技術について検討を行うとともに、近年開発された機械について、ほ場における実演等を行う。

主催及び共催

主催:農林水産省九州農政局 (独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センター 九州地域飼料増産推進協議会

共催:熊本県、熊本県畜産技術連盟、(社)全国農業改良普及支援協会

開催日時

平成16年10月25日(月曜日) 13時:30分~17時:00分

平成16年10月26日(火曜日) 10時00分~12時:00分

場所

第1日目:メルパルク熊本

熊本市水道町14-1(Tel 096-355-6311)

第2日目:熊本県農業大学校圃場

熊本県菊池郡合志町大字栄3805(Tel 096-248-1188)

内容

第1日目:シンポジウム(13時30分~17時00分)

(1)基調報告 「自給飼料生産技術の現状と今後の方向性」

(独)農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所栽培工学研究室長 澤 村 篤

(2)話題提供

「これからの自給飼料政策」

農林水産省生産局畜産部畜産振興課 企画官 伏見昭秀

「不耕起播種機の普及方策」

(独)農業・生物系特定産業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター飼料生産研究室長 佐藤健次

「細断型ロールベーラの現地実証」

(独)農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター 畜産工学研究部 主任研究員 志藤博克

「福岡県内の自給粗飼料生産に意欲的な経営事例に学ぶ自給粗飼料増産への道」

福岡県畜産協会経営指導部 技術主幹 上田允祥

(3)質疑応答

第2日目:現地検討会(10時00分~12時00分)

とうもろこし不耕起播種機の実演及び展示(協力:野田牧場)

細断型ロールベーラの実演及び展示(協力:熊本県農業研究センター畜産研究所)

参集範囲

 九州地域飼料増産推進協議会メンバーのうち「技術の開発・普及」に関連する部局・機関、管内各県試験研究機関・県出先機関、市町村、畜産農家、関係団体他 130名程度