プレスリリース
(お知らせ)技術マニュアル「混合堆肥複合肥料の製造とその利用」を公開

情報公開日:2020年4月13日 (月曜日)

ポイント

  • ・農研機構を中心とする研究グループは、技術マニュアル「混合堆肥複合肥料の製造とその利用」を作成しました。
  • ・本マニュアルは、年々生産量が増加している「混合堆肥複合肥料」の設計と生産方法から、本肥料を使った栽培事例まで網羅しています。
  • ・本マニュアルは、農研機構ウェブページからダウンロードして利用できます。
  • ・混合堆肥複合肥料の普及は、SDGsの達成に貢献します。

概要

kongotaihi_manual2020.png化学肥料に偏重した施肥による地力低下や土壌養分の不均衡は連作障害等の一因となっており、近年改めて土づくりのニーズが高まっています。

農研機構を中心とする研究グループは、農林水産省委託プロジェクト(生産コストの削減に向けた有機質資材の活用技術の開発)で混合堆肥複合肥料等の研究を行い、本マニュアルを作成し公開しました。

本マニュアルでは、混合堆肥複合肥料の特徴を分かりやすく示すとともに、肥料ユーザー、肥料メーカー、堆肥供給者(畜産農家)それぞれに向けた解説に加えて、畜産農家と肥料メーカーとのマッチング事例や肥料製造におけるポイント並びに研究グループが開発した肥料を用いた小麦、水稲、野菜等の営農現場での栽培事例を紹介しています。

混合堆肥複合肥料の普及は、家畜ふん堆肥利用拡大、持続的な農業生産の確立を通じて2015年に国連で採択された持続可能な開発目標SDGsの達成に貢献します。

電子版マニュアルは、以下のURL からダウンロードできます。

冊子版のマニュアルをご希望の方は、以下の連絡先へメールにてお問い合わせ下さい。なお、部数に限りがありますので、先着順とさせていただきます。

(URL)http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/133583.html