プレスリリース
「第6回 食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座」 の開催について

情報公開日:2012年11月20日 (火曜日)

ポイント

  • 一般市民の皆様にプリオン病について理解していただくための市民講座を開催します。
  • プリオン病研究の進捗、BSE検査月齢見直しについて関係機関から解説を行います。
  • 総合討論では、参加者の皆さまと意見交換を行います。

開催概要

食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座実行委員会(代表:東北大学大学院 堂浦克美教授、事務局:農研機構 動物衛生研究所)では、12月2日(日曜日)、東京医科大学病院(東京都)臨床講堂において、「第6回 食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座」を開催いたします。

この市民講座は、プリオン病における現状と今後の展開について消費者や患者(家族)である一般の市民の方々にご理解していただけるよう、行政官、研究者から分かりやすく解説するもので、平成19年より開催しており、今年で6回目となります。

本年は、日本で初めてBSE(牛海綿状脳症)罹患牛が発見されてから10年になります。このたび食品安全委員会がまとめたBSE対策の見直しに係る食品健康影響評価を受けて厚生労働省の審議会では輸入規制の緩和手続きに入ることが確認されました。そこで今回の講座では、プリオン病研究の進捗に加え、BSEの検査月齢見直しについても関係各機関から解説をしていただきます。なお、総合討論では、参加者の皆さまと意見交換を行います。ぜひご来場ください。

開催日時

平成24年12月2日(日曜日) 13時00分~16時30分

開催場所

東京医科大学病院 臨床講堂(東京都新宿区西新宿6-7-1)

プログラム

詳細情報をご参照ください

参加費

無料

申込方法

事前申込不要

主催

食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座実行委員会

後援

農林水産省、厚生労働省、ヤコブ病サポートネットワーク、東京医科大学


詳細情報

食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座 プログラム
— BSEの検査月齢見直しについて学ぶ —

挨拶と概要紹介   13時00分~13時05分

堂浦 克美 (市民講座実行委員会代表)

 

第一部 プリオン病の基礎と研究 司会 上田 宗(ヤコブ病サポートネットワーク)

  • 「プリオン病の基礎」  13時05分~13時20分
       八谷 如美(東京医科大学医学部)
  • 「牛海綿状脳症(BSE)克服の研究」  13時20分~13時35分
       横山 隆(動物衛生研究所プリオン病研究センター)
  • 「ヤコブ病治療研究の現状と課題」  13時35分~13時50分
       堂浦 克美(東北大学大学院医学系研究科)

  - 休憩 13時50分~14時00分 -

 

第二部 BSE検査月齢見直しの全容を理解する 司会 水澤 英洋(東京医科歯科大学)

  • 「検査月齢見直しの諮問と答申」  14時00分~14時20分
       姫田 尚(食品安全委員会事務局)
  • 「検査月齢見直しの科学的知見」  14時20分~14時40分
      毛利 資郎(動物衛生研究所プリオン病研究センター)
  • 「検査月齢見直し後のリスク管理措置」  14時40分~15時00分
       道野 英司(厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課)
  • 「農林水産省における今後のBSE対策」  15時00分~15時20分
       川島 俊郎(農林水産省消費・安全局動物衛生課)

  - 休憩 15時20分~15時35分 -

 

総合討論 司会:毛利 資郎、上田 宗、水澤 英洋  15時35分~16時30分

討論者:講演者7名と会場を含めた参加者全員