刊行物

ダイコン種子の黒斑細菌病菌検査標準作業手順書(2023年11月小改訂版)


画像をクリックするとPDFが開きます

カテゴリ
標準作業手順書(SOP)
病害虫・鳥獣害
タイトル
ダイコン種子の黒斑細菌病菌検査標準作業手順書(2023年11月小改訂版)
発行年月日
2022年1月 7日
最終更新日
2023年11月21日
概要

  • 黒斑細菌病は、アブラナ科野菜の生産の上で世界的に大きな問題となっている病害で、2種の細菌が病原であること、両者はともに種子伝染により被害が拡大することが知られており、その防止のためには健全な種子の生産・流通が不可欠です。
  • 種子伝染に加え、病原細菌の種によって病気の性質や感染できる植物種の範囲が異なることから、種子の検査においても、いずれの菌に汚染されているのかまで明らかにすることが、被害拡大防止のための最重要対策となります。
  • 本手順書では、上記の課題に対応するために新たに開発した黒斑細菌病菌の検査手順を示します。小改訂で追加した2種類の選択培地を含む4種類の培地を用いた生菌の分離、接種による病原性の確認、PCRを用いた識別技術を組み合わせることで、国際標準法に準じた種子検査が可能です。